上海モーターショー開幕 日系企業、最新EV披露
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この部分が欧州との大きな差であり、鍵の部分です。
欧州は「EV一択」ですが、中国は「HVを含むEV」です。
そして、中国企業は、自動車業界もIT業界も、みんな「これから生まれてくる巨大なEV市場」への参入を目指します。
(以下、記事中から引用)
政府は脱炭素化に向け35年までに全てのガソリン車をハイブリッド車(HV)やEVに置き換える方針。
※個人的な見解であり、所属する会社、組織とは全く関係ありません
注目のコメント
この中で、トヨタのEV戦略の一端が公表された。EV専用プラットフォーム「e-TNGA」をベースにするCクロスオーバーSUV「bZ4X」を発表、2022年央に市場で発売へ。2025年までに15車種のEVを導入し、その内7モデルに「Toyota bZ(ビヨンドゼロ)」のサブブランドを提供する方向だ。
以下、前田CTOの発表シーン。
https://www.youtube.com/watch?v=l7DIIEk23ZgトヨタがついにBEVのコンセプトモデル発表ですか。25年までに15車種BEVで導入とはトヨタの気合が見えています。それと同時にクラウンの名を冠したクラウンクルーガーがデビュー。
それにしても、当面の間はデビューする電気自動車というのは恐らくSUVやクロスオーバースタイルになるでしょう。
現状モデルのEVはテスラも含め重心が高まり旋回安定性を失うことを防ぐために床下にバッテリーを搭載していますが、どうしてもセダンなど全高が低い車種だとどうしても室内空間を犠牲にせざるを得ません。特に、後部座席の快適性が著しく低下します。テスラもそこを常々指摘され続けており、工夫が最近施されてきました。
その点、SUVなど全高が従来から低いタイプでEVを作ると、バッテリーを床下に配置し、座面位置を高めても室内空間の快適性を損ないにくいとされています。ですから、EVにはSUVモデルが多いのでしょう。
そうでなければ、ポルシェタイカンのように椅子の真下にバッテリーを置くなど配置にもの凄い配慮が必要です。中国もSUVが流行ってますから、そこにEVをぶつけるのは正しい戦略ですね。
今後日米中の関係には影響を受けそうですが、中国も当面はアグレッシブなことはしないでしょう。