運転者「不在」のテスラ車が衝突炎上、2人死亡-米テキサス州で
コメント
選択しているユーザー
他の記事でも書きましたが、新しい技術やサービスが、スケールして展開フェーズに入ると、さまざまなユーザーによる、意図しないような使われ方がされることを防止できません。
詳細は、今後の追加情報を待つ必要がありますが、まずは、この事故が「カリフォルニアではなくテキサス」で起きたことがポイントのひとつかもしれません。
何故なら、カリフォルニアでは、テスラオーナーのコミュニティも多く、多くの場合、オーナーのリテラシーが一定以上のレベルです。テキサスには、そういったものがあったのでしょうか?
テスラは、自ら「完全なものではない」ということで、L2の自動運転ということを宣言していますが、オーナーが勝手に「L3っぽいのもいける」という使い方をしていることも事実です。
法的には、今回の事故は、乗車していた方々の責任になると思いますが、ネガティブな世論にならないように、テスラとしては何らかの対応をしてくるでしょうね。
推測ですが、たぶん、よくある方法でステアリングに一定のトルクをかけて、運転者がステアリングを保持していると思われるやり方で走行していたのだと思います。
それを防止するには、車室内カメラで、運転者が正しくステアリングを握っていない場合にはAuto Pilotを起動できないようにする…など、いくつか手はあると思います。
※個人的な見解であり、所属する会社、組織とは全く関係ありません
注目のコメント
今は違法になりましたが、いかにもステアリングを握っているかの効果を出すディバイスも販売されていたので(今は違法)、それを使っていた可能性もあり、それが途中でうまく作動せずオートパイロットが切れたのかも知れません。
オートパイロットを騙すAutopilot Buddy
https://www.theverge.com/2018/6/19/17479316/tesla-autopilot-buddy-aftermarket-nhtsa
米国外の住所であれば、販売してますね。
https://www.autopilotbuddy.com/faqTeslaのAutopilotはLevel 2、つまり自動運転システムがサポートをする状態で、常時運転手がいる必要がある。
シートベルトつけず、事故の衝撃で後部座席で発見されたのであれば分かるが、それ以外だったらどうしたらこういう状況が起こるのだろう?ACC付きの自動車だと、ハンドルに手を添えているかとかチェックするし、そもそも起こり得ないような事故に思うのだが…
『死亡した1人が助手席で、別の1人は後部座席で発見されたと述べた。車両は高速走行中にカーブを曲がり切れず、木に衝突したという。ハーマン氏は、死亡者の位置や複数の証言、その他の物的証拠からは「衝突時に誰も運転していなかった」ことが示唆されると指摘。』〈追記〉
発見されるまでかなり燃えてしまったようで、実際の所走っていた時に運転席に人がいたかどうか不明な気もします。
https://www.nytimes.com/2021/04/18/business/tesla-fatal-crash-texas.html
続報待ちですね。
いずれにせよ、亡くなった方のご冥福をお祈りいたします。
〈終わり〉
冨田さんのリンクにある様に、以前ステアリングセンサーを誤魔化すデバイスは発売されてました。
他にシートに着座(重量)センサーもあると思いますので、運転席に重い鞄でも乗せてシートベルト付けてたんじゃないかと。
オートパイロットとか言うからこう言う事する輩が増えるんですけどね。