• 特集
  • 番組
  • トピックス
  • 学び
プレミアムを無料で体験

【スシロー】「値上げできない」は経営者の言い訳だ

NewsPicks編集部
989
Picks
このまま本文を読む
本文を読む

コメント


のアイコン

選択しているユーザー

  • ユーザベース SPEEDAアナリスト

    思い出すのは「値付けは経営」という稲盛氏の名言。価格を上げるも下げるも戦略、良い会社はそれがしっかりできて、戦略・施策と一致して、経営結果が残せている。
    大きくは2タイプあると思う。一つは、ソニー盛田氏のウォークマンについての値決め。原価ではなく対象顧客などに対しての直感(①)。そして売れる価格にするから、実際に売れて、結果になる。でもこれはボトムアップの積み上げではなく、かなりセンスの世界。上手くいかないと大ゴケするリスクはもちろんある。でも見える人には見えるものなのだと思う。
    もう一つは、ユニクロ・ニトリ・無印が累計。元は大量生産、コスパで戦っていた。ニトリの「お値段以上」は有名だし、無印も昔のコンセプトは「わけあって、安い」。だけど、ユニクロ・ニトリはいまだにコスパは良いと思うが、それでも時間をかけて昔よりはるかに品質を上げながら、値上げも進めてきた。コスパ追及で企業戦略を執行してきた企業が値上げ志向に変わることはものすごく難しいと思うが、下記の2014年の似鳥社長の「これまでは値下げをしすぎた」という言葉は衝撃だった(②)。そして実際にその後値上げして増収増益を継続している。
    無印も「わけあって、安い」から今はコンセプトを「これがいいではなくこれでいい」に変えている。世界観を表しているとも思うし、一方で似た製品がニトリで結構あって、その価格比較をするとまた興味深い。でもこれもまた安さから長期をかけて脱却してきた企業。ただ、値上げをすると訴求できる顧客層は小さくなりがちだし、競争も厳しくなる。それをどう戦っていくか。
    http://koueki.jiii.or.jp/innovation100/innovation_detail.php
    https://newspicks.com/news/731917


注目のコメント

  • badge
    株式会社コークッキング(TABETE) COO

    スシローは、2002年からICチップで単品管理と走行距離を計測して必要な握りネタの指示をだす「回転すし総合管理システム」を導入されていました。
    このシステムの導入によって、廃棄量を75%削減し「100皿に1皿しか廃棄がでない」状態を実現。
    本記事で言及されている客単価を上げる仕組みと徹底的なコストカットが、利益率の基盤に繋がっているように感じました。

    <参考記事>
    スシロー、ビッグデータ分析し寿司流す 廃棄量75%減
    http://www2.cgu.ac.jp/kyouin/takahashi/siryou/jouhou_syokugyou/sushiro.pdf


  • badge
    デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社 パートナー / 京都大学経営管理大学院客員准教授

    すごいコンサルっぽいな、と思ったら、CEOはコンサル経験者なんですね。

    既存の「お寿司を売る」という範囲の中で、トップライン向上とコスト削減を、プロセスの変革のみで出来ること/デジタル活用で出来ること、網羅的に、って感じですね。

    「ここが課題じゃない?」に気付く力と、「だったらこうしてみればいいんじゃない!?」に既存の枠組みを超えた発想が出来る人って、本当にすごいなぁ、と思います。


    こういう「モノ」に対して消費者がお金を払うビジネスでは、どうしても原価の縛りから抜けられないのですが、もう何年も言われている「経験価値にお金を払う」という視点も含めると、プライシングモデルが変わってきて面白そう
    (缶コーヒー買うのと、スタバで買うのと、ホテルのラウンジで飲むのは、もし似たような原価でも、払う対価って10倍くらい違う)

    特に、今回のコロナで、顧客が求める「経験価値」というのが、これまでとは非連続な変化が生まれていると思うので、そこをどうデザインしていくのか…その辺りに最近とても興味があります。
    (これまで「見えない価値への対価」で稼いでいたビジネスモデルの変革)

    風の時代になって、「物質」から「情報やネットワークなど見えないもの」への価値転換が起こると言われている中で(というか既に起こっている)、これからのビジネスは、これまで以上にそこのデザインが重要になると思っています。


  • badge
    慶應ビジネススクール 教授

    「センスとは努力の方向だ」という言葉がありますが、スシローの展開を読んで考えたのは、間違った努力をしてデフレスパイラル、へとへとになっている企業が多いのではということでした。「俺たちがこんなに頑張っていてもダメなのは、消費者が悪い」みたいなマインドセットになる気持ちもわかるのですが、例えばここで指摘されえる「単品単価ではなく客単価」という発想になるとまた違った方向が見えてくると思いました。


アプリをダウンロード

NewsPicks について

SNSアカウント


関連サービス


法人・団体向けサービス


その他


© Uzabase, Inc

マイニュースに代わり
フォローを今後利用しますか