中小企業の35%「債務が過剰」 コロナ禍で売り上げ回復せず
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借入金月商倍率(借入金残高÷月平均売上)は3か月程度が健全か否かの目安だけど、運輸・旅行・外食はそうも言ってられない。
返済スケジュールをうまく先延ばしして需要の回復を待ちましょう。
注目のコメント
過剰とは、何に対して過剰でしょうか?
もともと借入のない企業で、通常の売上で回っていた企業が、今回を機に借入していて、そのまま返済せずにロールし続けるのは過剰でしょうか?
キャッシュフローが潤沢な企業が、株主資本は返してしまって債務超過の状態で経営しているのは過剰でしょうか?(実際に米国の上場企業には案外あります、日本では上場は維持できなくなりますが、、、中小企業ならある意味問題ないw)
私は、本質的な問題は、これらの与信リスクを銀行が管理、精査、リスクと金利のバランスを判断できないことにあると考えています。
もう1年以上になり、簡単な算数で、返済源資がないことは明らかです。
これを機に、バランスシートの健全のスタンダードの位置を見直してみては。保証協会を外して、少しづつ銀行に肩代わりさせていく。
ベース金利が低くて、イールドカーブがフラットでも、リスクマネージで利益は出せます。
中小企業も、金利を支払うために頭を捻らなくてはいけません。できなければ消えていきますが、スタンダードが変わっているなら、コロナの影響はニュートラルとも考えられます。言い訳はできない。
地銀中心に言い訳はさせず、なんなら、ガッツリすべての日銀預金にディープなマイナス金利かけて、何もできない銀行は潰してしまうと、世の中は大混乱でしょうが、その後良き世界が広がるかもしれません。
これは極論ですけど、お金なんてトートロジーなので、スタンダードの位置をわかりやすく変えてしまう議論はして良いと思います。法律から、指導指針から、変えることはいっぱいありますが。そりゃ、宿泊や飲食サービス中心に需要が戻ってないわけですから、債務過剰企業も増えるでしょう。
どの程度の企業が耐えられるかは、集団免疫獲得時期をどれだけ前倒しできるかにかかっているでしょう。