豚の骨で放射性物質回収の新技術を開発 廃炉作業に活用も期待
NHKニュース
78Picks
コメント
注目のコメント
この技術を知ったのは2014年の国際ナノテクノロジー総合展・技術会議(nano tech 2014)でした。
香川大学の吉田教授のグループが東京ビッグサイトのブースの片隅の小さいブースで発表・展示されていたと記憶しています。
http://www.maedakksz.or.jp/wordpress/wp-content/uploads/2016/12/H25-1-3.pdf
放射性セシウムやストロンチウムは地中の表層から5cmまでに存在しているそうで、土の中に電界液(いろいろ試したそうだが酢エチ系がよかったとのこと)を染み込ませ、土の中に正極となる炭素棒、地面に放射性物質を吸着するゼオライトやヒドロキシアパタイトなどの吸着材(豚の骨などはこれに利用)、その上に負極となるアルミ板を載せ、電極間に電圧をかけると放射性物質が負極に吸い寄せられ、吸着材に吸着、除染される仕組み。いわゆる電気泳動の原理ですね。
まずは学校の校庭に最初に使いたいとおっしゃっていたのがとても印象的でした。また、豚の骨はもちろんなのですが福島や宮城でとれた魚の骨なども再利用して地域振興につなげていく予定ともお話されていました。
今回の発表もこのような以前からの研究が基礎になったのかなと想像します。素晴らしいですね。日曜日の昼のニュースで見ました!
素晴らしいです。日常からサイエンスしているところ、豚骨の残骸を貰ってきて実験する行動力に魅了されます。とても尊敬します。
関根さんって一瞬だけ米国の留学先で会ったことがありましたが、研究者肌な方です。もっと詳しく話を伺っておけば良かった!