星野リゾート代表が「倒産確率」を社員に知らせたワケ(毎日新聞)
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苦しいときこそ透明性を高めて当事者意識を高める。なかなかできる事ではありません。また、見逃せないのがインバウンドが無くても実は旅行産業は食っていけるという数値的根拠や、マイクロツーリズムといったビジョンの発信など、苦境に活路を見出すリーダーの姿を見せていただきました。
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実際に「5月の倒産確率38・5%」を発表すると、社員の「いいね」が大きく増えただけでなく、「どうすれば確率を減らすことができるのか」「重要な項目は何か教えてくれ」というコメントが続々と書き込まれました。
それに対し私は三つの指標を示しました。「どのぐらい売り上げを維持できるか」「どのぐらいコストを削減できるか」「どのぐらい外部から資金調達ができるか」。翌月には「(近場で過ごす)『マイクロツーリズム』に徹底して取り組んでいこう」と呼びかけ、その考え方を伝えました。
会社の作戦が伝わっていくと、社員の動きが加速していきました。
注目のコメント
倒産確率の算出方法が気になっていましたが、少し明らかになりました。
"倒産確率は「売り上げの対昨年比」「コスト削減量」「資金調達」の3項目について、それぞれ三つのシナリオを設定して算出しました。売り上げが大きく減少し、コスト削減が少額にとどまり、資金調達があまりできなければ、倒産確率が上がるというモデルです。"