リコー、「360度カメラ」に見いだす大転換への道
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かなり初期からビジネスツールとしても使い倒してきたユーザーですが、どうも「今ひとつ」の壁を越えられない商品という感が否めません。 その最大の理由がFacebookとYouTubeには対応したもののいまだTwitterで表示することができないこと(これはTwitter社の判断もあるでしょうけどw)や、音声がイマイチなこと。これは動画では致命的です。 そして最大の理由が(これは使ってみるとわかるのですが)スマホとの連動がひと手間、ふた手間、やっぱり面倒だということ。起動時間含めて。これは普段使いとしてはどうしてもその価値を下げてしまいます。
当初は他社から360度画像に自由にテキストを書ける面白そうなサービスもあったのですがそれも終了してしまいました。自社であのような自由に360度画像を使って遊べるアプリがあればもっと楽しいのかも知れません。360度カメラ単体の話というよりも、「コーポレート・トランスフォーメーション」の渦中ということでしょう。
日本の大企業変革の事例のひとつとして、注目しています。
「リコーは目下、経営目標に「複合機の会社」から「デジタルサービスの会社」への転換を掲げる。世の中のペーパレス化の流れに合わせ、印刷量に応じ課金する従来ビジネスから、業務のIT化・効率化を支援するデジタルビジネスへと軸足を移すことを企図しているのだ」個人向けから法人向けにターゲット変更。コロナでリアル世界が規制され、バーチャル主体になってきたため360度カメラの需要ありと判断したのでしょう。
そもそもどう使うのか、どう楽しめばいいのかといった使い方の課題がありました。360度撮れたところで必要かと言われると・・・ですが、バーチャルの動画で360度撮影できる→その中から見る側が角度を選択できるのは大きいと思います。(例えば家のショールーム見学など)
ただ見るだけではなく、見る角度を変えられる(選択できる)のは大きなメリットです。