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若い頃は明確な夢や目標がなく、周りから見たらフラフラしているだけの存在だったと思います。親にも相当心配をかけてしまった。ただ、今振り返ると確かに自由気ままにやっていましたが、根底には今自分がやっている仕事は一生続けるほど好きなものではない、それは分かったがでは自分は何をしたいのか?という「自分探し」に明け暮れていた時期だと思います。

若いうちから明確な夢がある方は本当に凄い。ただ現実には当時の自分はそれが無かった。では「この生き方でもまあいいか~」と妥協したのかというとそんなことはない。色々と興味があることに飛び込んでいました。そのお陰で「仕事のキャリア」としては確かに無駄に思える期間だったかもしれませんが、「人生のキャリア」としては自分なりの軸を認識できて今に繋がる貴重な「旅」だったと思っています。

昔の自分に声をかけるとしたら「大丈夫!今のままやりたいことを探し続ければきっと見つかるよ。諦めるなよ!」と言ってあげたいです。当時ポジティブにしていましたが、周りから色々と言われると流石に「俺、社会に適応できていないのかな…」と悩むことも多かったですから。笑
ヤッホーブルーイングの社長・井手直行さんの連載第2回です。
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長年にわたって市場が縮小傾向にあり、コロナ禍においてはアサヒやサントリーといった大手が軒並み売り上げを落とすビール業界で、18期連続で増収している企業がある。長野県の軽井沢町でクラフトビールをつくるヤッホーブルーイングだ。

看板製品である「よなよなエール」を中心に、個性的な味わいと斬新な製品名・パッケージデザインで日本のクラフトビールを牽引する。そこにあるのは「日本のビール市場に新しい文化をつくる」という大志。

創業メンバーとして入社し、どん底を味わいながらも現在の飛躍をもたらした社長の井手直行氏に、その軌跡とクラフトビールへの熱い思いを聞いた。(全7回)

■第1回 よなよな絶好調、縮小ビール市場で18期連続増収
■第2回 自分探しの旅、パチプロを経て気づいた「軸」
■第3回 星野佳路と一緒に働きたくて入社を決意
■第4回 地ビールブームの終焉と倒産の危機
■第5回 運命を変えた楽天・三木谷浩史さんの手紙
■第6回 仲間を一つにしたチームビルディング
■第7回 よなよなエールでノーベル平和賞をとる
「将来のために何かする」という生き方は
今を我慢する言い訳であったりします。
一方で一次産業のように時間をかけて地に足つけて何十年もかけてなんとなく成果が出たり出なかったりという仕事も大事。
選択肢が山のようにある社会で、ひとまず時間をかけて没頭できるものと出会うまではフラフラする数年が大事かもしれません。
私も農業で地に足ついたのは30代半ばでしたが、その前のフラフラ含めて全てが役に立っていると感じます。
まず自分探しの旅で、内省化で自分の価値観を見つけてカルチャーフィットする組織を探す。これから豊かになる組織の見つけ方のはしりですね!
この連載について
ビジネスや働き方が多様化し、正解がない時代に、自分を信じて一心に仕事をする人たちがいる。そこにあるのは独自の「哲学」だ。仕事人のヒストリーをたどり、道標となった哲学を浮き彫りにしていく。