この連載について
ビジネスや働き方が多様化し、正解がない時代に、自分を信じて一心に仕事をする人たちがいる。そこにあるのは独自の「哲学」だ。仕事人のヒストリーをたどり、道標となった哲学を浮き彫りにしていく。
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280円均一の「焼鳥屋 鳥貴族」単一業態で展開。直営店に加え、FCよりも強固なカムレードチェーンに特徴。国産食材100%を目指す。関西、関東、東海3商圏500店舗、2021年1,000店舗体制へ。
業種
居酒屋・バー
時価総額
567 億円
業績
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人の心が動く瞬間というのは、こういうヒトコトだったりするんですよね。理屈ではなく気持ちを動かすのに、長くて難しくて賢そうな言葉は必要ないのかもしれません。
急に思い立って何か行動しようとしても、日頃から自分のありたい姿を思い描いて継続した努力ができていないと実現できないことの方が多いです。
何か大きなことをしたい、影響力のある仕事がしたい、いつか何者かになりたいと考えている人ほど、自分なりの信念を持ち努力し続けているのだと、改めて初心に戻れたような気がしました。
駆け出しの頃から、いかに仕事が工夫出来るかを考えて行動すること、仕事を丁寧にすることは、自分が思っている以上に周りはしっかりと見ていて、チャンスも巡ってくるもの。人より働き、人より努力するという自分と向き合う地道な行動が、仕事がうまくいかないという悩みを解決するレシピの一つだと痛感します。
前半も、家族を大切にする父親になると言うメッセージをあえて入れたのは、その原体験がキャリア形成人格形成に大きく影響しているからその話からスタートしたのだと思いますが、自分の現代間のルーツがどこにあるのかと知っているのはとても強いと思います。
ここから読み取れるのは両親のあり方、メッセージが、子供の成長に大きく影響を与えると言うこと。
親の立場でも、自分の行動や発言がどれだけ子供たちに影響を与えるのかと言う気づきにもなった。
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新型コロナウイルスの感染拡大で大きな打撃を受けているのが、飲食業界。中でも、酒類を提供する居酒屋のダメージは大きい。
業界に新風を吹き込み、1985年の1号店スタートから今や600店以上にまで店舗を拡大してきた鳥貴族も例外ではない。しかし、創業者の大倉忠司社長は、「ピンチをチャンスに変えてきたのが、鳥貴族の35年の歩みだった。このピンチをチャンスに変える」と意気込む。
顧客や従業員からの高いロイヤリティでも知られる鳥貴族。その強さは、どこにあるのか。(全7回)
■第1回 売上高96.1%減。焼鳥屋で社会を明るくしたい
■第2回 人より努力して働くことが、成功する道
■第3回 1号店オープン時から全国チェーンを構想していた
■第4回 全メニューを均一価格にした理由
■第5回 こだわるべきコスト、こだわるべきでないコスト
■第6回 人を大事にしなければ、会社は大きくならない
■第7回 コロナのおかげで第2の創業が始まった
当たり前ですが、最初は小さな1店舗の普通の居酒屋からはじまっているんですよね。しかも30年程度で500店舗以上。並々ならぬ努力と成果があってこそだなと凄さを感じます。
自分も創業したタイミングは何か大きいことをしたいとか世の中にインパクト残したいとか漠然としたものでしたが、実際に事業をしていく中でより解像度高く見えてくるものです。
もっと努力したいと思います。
大賛成!
ただ、昭和生まれの私にとってはです。
最近は、残業させない風潮が極めて強い。
この風潮の中で、大倉さんがどう振舞っているのか気になります。
刺激を貰える記事なので、明日も楽しみにしています。