可士和さん、団地やらない?──創造の連鎖は、URの新しい街づくりモデルへ
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『団地』を『ゆるさを持つ空間』として見ることの発見、地元田舎で育った僕にはすとんと腹落ちするお言葉でした。
みんなで囲む大きくだだっ広い風が抜けるクラウド化された共同的な部分、そして「個」が密集するイメージ。
エンターテイメント複合施設への転化もできると思いますね。東日本大震災以降、コミュニティの重要性が問われてきた中で、特に入れ替わりの激しい駅前の賃貸団地などは自治会すらない状態が普通にありうる。
以前に関わったURの賃貸団地のプロジェクトでは、
自治体すらなかった300世帯の賃貸住宅で、2年間で防災会や子供会が誕生した。
都心で戸建て住宅地などでは難しいコミュニティも、初めから集まっていて、なぜかチーム感のある団地はあるアドバンテージでもあるし、ある意味カッコ良いのかもしれない。かつては庶民の憧れであり、今や時代に取り残された人々しかいない団地に、高級感や安心感を生み出し、付加価値までつけてしまうURは中々やり手だなと思ってしまいます。
隈さんや佐藤可士和さんまで絡んでくるとは。
このようなコストをかけて、団地の古臭いイメージを払拭しているからこそ、通常の賃貸より高くても借り手がいるという状況を作り上げられているのでしょう。
結構勉強になります。