コロナアプリ動作確認テストせず 厚労省、事務次官ら厳重注意処分
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2月10日に、ひょっとしてテストしなかったんじゃないかと皮肉を込めてコメントしたけれど、
https://newspicks.com/news/5604398?ref=user_1228737
まさか、本当にテストしなかったとは幾らなんでも思いませんでした。どうなっているんでしょう、この国のお役所仕事。(@@;
「運用や品質管理を委託した複数の業者の役割分担がはっきりしていなかった」とのことですが、曲がりなりにもシステムを発注する立場なら、テストしたかどうか確認するのはイロハのイにも満たない基本です。民間がこれだけの不祥事を起こせば、社長が呼び出され、業務の改善を命じられてシステム担当者は問答無用で地位を失っても不思議はないはずで「事務次官と健康局長を文書による厳重注意処分」で済ませて良いとは思えないのだけれど・・・ ( 一一)
注目のコメント
「動作を確かめるテストを実施しなかった」に目を疑いました。
アプリやシステムをリリースする前に、開発者は少なくとも基本的な単体テスト、機能テスト、評価テスト、負荷テストなどを実施しなければなりません。
発注者は、納品時に開発者が提出された各種テスト報告書に基づき、最低限でも受入テストを実施し、受入判断を行うべきです。
「導入を急ぐあまりに基本作業が軽視された」とのことから、発注者はITリテラシーが低く、税金投入の判断が甘かったと言わざるを得ません。
ココアももう大規模に活用されることはないでしょう。残念ではありますが。。
※開発者より発注者側にある問題が大きかったと再認識したため、コメントを編集しました。報告書を読みましたが、本質的には役割分担や責任が曖昧であったという日本のIT産業が抱える問題の縮図のような事例だと思いました。
原因は様々あるように見えますが、一つの大きな要因は「発注者と受注者間でのミスコミュニケーション」のように見えます。いわゆる「丸投げ」ではこれから同じような問題が発生しうるため、これからは発注者側にもIT分野で目利きな人を抱えることが必要なように思います。
デジタル庁に期待しています。ITプロダクトの話は身近な話なので、いろいろ思うところがあります。
まず、この資料には納期やスケジュールに関する話がありません。プロダクトの品質は要件の精度と、それに見合うリソースとスケジュールが最も重要ですが、そこに関する話がありません。
この報告からは、要件提示と、納品時のテスト・確認についての言及こそありますが、正直なところ視点が片手落ち感を感じます。
リリーススケジュールは妥当だったのか、リリースありきの要員計画、要件調整が行われていなかったのか、まで踏み込んでいないのは、わざとなのでしょうか?