関西の大学、再びオンライン授業拡充 近大や関学など
日本経済新聞
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オンライン授業にするのはやむをえないと思う。
実は、対面授業自身が問題なのではない。
授業の合間に密になって学生がおしゃべりする。
授業後にグループで飲みに行く。
サークル活動でグループで活動する。
これらが感染源となる。僭越だが、ほんの少しの想像力があれば、対面授業は時期尚早なことは分かっていたはずだ。
責任は、文科省のガイドに唯々諾々と盲従する、大学当局の絶望的ふがいなさでにある。
まともな経営者は、徹底的に保守的で、「君子危うきに近寄らず」鉄則にしている。
つまり、状況が不確かなら、やらないことがデフォルトになる。
政府与党のように、不確かなときに、やることをデフォルトにするのは、ビジネスセンスではない。
コロナが少しも収束していないときに、対面授業に向かうのは、ギャンブルでいり、蛮勇でしかない。
学生は馬鹿ではない。
不安感で一杯でも、自分なりのリスク評価をして、最善の選択をしている。
情報を集め、状況を分析し、選択肢を並べ、その中から合理的選択をせよと教えているはずだ。
文科省案は単なる一つの選択肢でしかない。だから、推奨やガイドとしている。強制するなら法規が必要だ。
現在の大学の対応は、かつて大学紛争のときに、学生から「貴方はどう考えるのか」と問われても、逃げ回るばかりだった、ふがいない教官のようだ。
これでは、学生が「殺される」。