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大阪や兵庫の医療崩壊は本質的な問題ではない(後編)

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  • 森田先生
    素晴らしい記事をありがとうございます。

    特に以下の部分は激しく同意致します。
    ”つまり、供給側が需要側に対して圧倒的に知識を持っていて、更に需要側がそのサービスについて正当な評価を出来ない、という供給側に圧倒的に有利な条件が揃っているのだ。まさに「売りたい放題売れる」世界である。”

    「売りたい放題売れる」事に関してはもう一点重大な理由があると感じております。国民皆保険であり、高齢者の場合医療費が1割負担で済む。語弊を生む表現なのを承知で言うと、100万円の物を10万円で売っている。高額医療や、難病が絡めば自己負担金はそれ以下になる。生活保護受給の方に至っては実質無料。
    これで売れないわけがない。

    また病床を空床にしないために現状病院では以下のようなこともしょっちゅう起きています。

    誤嚥性肺炎を起こしたりで、口からの食事が出来なくなり、延命を望まないと言っている方やその家族に対して、「胃ろうは延命ではない、意識がある限り延命ではない、餓死させる気ですか?」等という謎理論と脅し文句でもって胃ろうを行ったり、胃ろうを嫌がる人に対して、胃ろうより苦しくリスクも高い鼻腔経管を行い、それらから経口摂取に戻る為のリハビリはしない。
    お亡くなりになればベッドが空くがその方々がいきている限り病院は安定的に収入があるという仕組み。そのくせそういった方々が医療算定が取れなくなれば家族では見れないと解っていて退院させようとするというおまけつき。
    命を守る事を至上命題としているという大義名分で説明が出来ないわけではないですが、QOLを無視した治療が多すぎる。

    上記の例は誇張でもなんでもないどころかレアケースですらありません。医療、介護関係者なら腐るほど見てる事例です。

    夕張では財政破綻により総合病院がなくなったが、因果関係はともかく結果として健康寿命が延びたというデータもあると聞いています。

    国民皆保険という市場原理に似つかわしくない制度の元で市場原理を追求してしまった弊害だと思います。
    ※悪いのはシステムであると考えていて、現状のシステムの中やれることを一所懸命にされている現場の医療従事者の方々に対しての他意はありません。


  • 医師・医療経済ジャーナリスト 南日本ヘルスリサーチラボ 代表

    後編を書きました。
    医療崩壊を語るには、こうした医療経済の根幹を抑えておかないと上っ面の議論にしかなりません。
    是非お読みください。
     
     
    ーー


  • 山下整形外科クリニック 院長

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