車の電動化に向け 蓄電池分野の競争力強化へ 新たな協議会
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国内で製造するための原料と再エネ電力の調達。海外で製造するための、中欧韓を睨んだ投資競争と協調。そしてリサイクル技術と静脈チェーンの確立も求められる。
バッテリーの価格を下げながら性能を向上させるには技術的なブレイクスルーが必要ですが、各社のイノベーション頼みでは世界の動きに対応出来なくなって来ている中での民間企業からの動きでも有ります。一昔前ならコモディティ化したデバイスを大量に作る工場を各国で建設することは無かったと思いますが、そうも言ってられなくなって来ました。
電池製造の適地としては、日本は既に脱落していると個人的に思いますが、現在の欧州ギガファクトリー建設ラッシュも各国最低1つの工場建設計画になってから、ハリボテ感満載です。
リサイクル工場が併設出来れば、市場近接地でのバッテリー製造は望ましいですが、原材料を輸入する必要がある以上、北欧で水力発電を使って製造して、EU域内にデリバリーする方が良いかと。
それだけEU各国でも自動車関連産業をみすみす手放すつもりは無いということでしょう。しかしそれはチキンレースの様相を呈しており、まともに競争してもダメなことは、協議会の参加企業は理解しているはずで、中韓を追いかけた欧米にならう必要も有りません。
素材メーカーとバッテリーメーカーがまだ存在している優位性を上手く戦略的な打ち手に昇華させられると面白いと思います。📩EV普及に向け、日本で新たな協議会設立。
✅POINT
▶︎目的
・日本の競争力の向上
・内容
→ニッケルなどの蓄電池の原料を安定的に確保する策
→リサイクルの仕組み作り
→再生エネの電力価格を抑える
→今後の設備投資について
日本はEV普及が、遅れていますが、徐々に体制が整ってきてますね。