政府、現役世代の医療費負担軽減 高齢者が受診控えると野党批判
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高齢者の医療費に関して、バズっているのがNewsPicksではおなじみの安宅和人さんのこのツイート。https://twitter.com/kaz_ataka/status/1396111882541404171
『(引用)財務省による目が覚める分析。医療費の増大の半分以上は高齢化要因ではない』
・・・・既に4600件を越えるイイネ。1300件を越えるRT。だが、この資料おかしい。なぜなら高齢者増加が医療財政に与える影響が年1.1%だと書かれているが、65才以上の人口は2007年で約2740万人、2017年で約3515万人で約28%増えています。加えて高齢ほど増加率が上がり医療費も加速的に増えます。
そんなに小さいワケがない。おそらく財務省が『これだけ手厚い医療、新薬をドンドン使っているのが医療費増加につながっているから抑制する必要がある。高齢者が増えていることの影響はそんなに大きくないですよ』という誘導がしたいのだと僕は思う。
僕は高齢者に手厚い医療をいかに抑制するのか？は大事だと思う。ただ実際には高齢者の増加の影響は大きく、それを保険点数などを抑制したり医療従事者の過労をさせた上でもまだ様々な新薬の保険適用などで医療費が伸びているのだと思う。
(追記) 山本一郎さん『安宅和人さん、思い切り財務省の罠資料に引っかかってる』と指摘。https://twitter.com/Ichiro_leadoff/status/1396356589284511746
(追記) 関連ツイートは削除されたみたい。こんなこと言ってるから野党はダメなんだよ。コロナ禍で高齢者が軒並み受診を控えた2020年は20年ぶりに死亡者数が前年より少なくなった。これで何が証明できたかわかるね？高齢者は病院に行き過ぎなんですよ。
高所得者の保険料負担の増額って言うけど、現在も現役並みの所得の高齢者は三割負担なわけで、現役以上の負担を求めるならば話は別だけど、野党の反対論って全く的が外れていると思う。立憲民主党は高齢化が深刻な共産党や社民党に近いので、支持者のウケを狙って頓珍漢な反対論を言ったと思うけど、こういう発言を国会内外で見聞きするたび、連合など労組が立憲民主党を支持する意味がボヤけて来る。
