三陽商会5期連続の最終赤字 21年2月期で損失49億円
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とにかく厳しい状況だ。
中間層向けアパレルの復活ストーリーを描ける人はそうそういないのではないだろうか。
デジタルを活用して顧客体験を磨き上げることの注力して、コスト効率をあげることでコロナ禍は耐え忍ぶしかないのかもしれない。
注目のコメント
関係者、ものすごい努力をされてるのかと思いますが、残念ながらもはや「打つ手なし」なのでしょうかね。。。
決算資料を見ていて一番気になったのが中計。
25年の目標値が昨年の売上より低い500億円台。
(今期の1.5倍くらいではあります)
明るい未来と5年後の事業成長を描けない、というのは致命的な気がします。
何よりも決算資料にものすごい淡々としたドライな印象。。。
読んでて株主が心躍らないんではないかな、と。
今後はブランド単位か企業丸ごとの買収先を(ひっそり)探すのではないかと思われます。"22年2月期連結業績は、売上高が前期比15.9%増の440億円、営業利益1億円、純損益トントンを予想する。"
以前、「ラブレス(LOVELESS)」や「キャスト:(CAST:)」をはじめとする店舗を集約し、160の不採算売場から撤退することで販売関連経費の削減を進めると、記事が出てましたね。
この前代官山に行ったら、ラブレスが閉店してました。
バーバリーの国内ライセンスが切れて、ただでさえ厳しい経営状況の中、コロナの影響もあり、単独での回復はかなり難しそうな印象を受けましたが、自力で回復する方向なのでしょうか。
■三陽商会の業績
売上(億円)
'14:1109
'15:974 ←バーバリーとの日本国内のライセンス契約終了
'16:676
'17:625
'18:590
'20:688(14ヶ月決算→688×12÷14=590)
'21:379
営業利益(億円)
'14:102
'15:65 ←バーバリーとの日本国内のライセンス契約終了
'16:-84
'17:-19
'18:-21
'20:-28(14ヶ月決算→-28×12÷14=-24)
'21:-89まさに四面楚歌。打つ手なし。
見た目だけのライセンスやブランドビジネスではもう成り立たない。販路も百貨店、量販店、自社店舗でも魅力がないと売れない。
コアコンピタンスを見極め大胆なピボットを目指す方が生き残れる。