再婚、宗教の勧誘、悪徳商法… 元気な高齢「ひとり親」の落とし穴 - NEWSポストセブン
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内閣府の令和2年版高齢社会白書（全体版） によると、65歳以上の者のいる世帯は約2,500万世帯となり、全体（約5,100万世帯）の約半分を占めています。
また、65歳以上の者のいる世帯のうち、半数以上が単独世帯と夫婦のみ世帯（約1,490万世帯）となっており、高齢者だけで日常生活を過ごしている、という方が増え続けています。
さらに、警察庁の統計によると、令和2年におけるオレオレ詐欺・預貯金詐欺の発生件数は6,382件発生しており、直近は減少傾向にありますが被害額は121.6億円上る等、引き続き大きな社会課題の一つと言えます。
今後高齢化が進むことは確実ですので、高齢者マーケットを想定した商品・サービスの拡大が予想されます。
それに伴い、思わぬトラブルに巻き込まれるケースも増えてくる可能性があります。
高齢者本人が注意することはもちろんですが、兄弟や子供といった親族がしっかりと高齢者とコミュニケーションをとることで、トラブルの未然防止に繋がることが期待されます。
また、定期的なコミュニケーションは、時系列の変化（手紙のやり取りなら文字の丁寧さ等）も感じれますので、デジタルが普及した世の中とはいえ、人と人の繋がりは変わらず重要と言えるでしょう。
出典1：令和2年版高齢社会白書（全体版）
https://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-2020/html/zenbun/index.html
出典2：特殊詐欺認知・検挙状況等(令和２年・暫定値)
https://www.npa.go.jp/publications/statistics/sousa/sagi.html
