オリックスがデータセンター参入も、2000億円規模で事業化検討
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データセンター単体での事業というより、不動産・REITを見据えたかたちではないだろうか?
米国のREIT市場を見ると、時価総額トップは携帯基地局の通信塔を運営するAmerican Towerで、時価総額11兆円。そして4位にデータセンターのEquinixが約6兆円でいる。なお、Equinixについては、2015年にビットアイルを買収(①)、2018年には三菱商事と約2000億円のデータセンター投資を発表している(②)。
オリックスは、記事にあるように事業・投資を着々と増やしていて、航空リースや再生エネルギーなどと併せて不動産もその一角。大京(ライオンズマンション)の完全子会社化などもその一角。
そのなかで、2018年には米国でデータセンターや通信基地の設置・保守などを行うNTI Connectを買収している(④)。こういった形でノウハウを蓄積して日本にもってくることも文脈にはあると思う。
①https://newspicks.com/news/1147750
②https://newspicks.com/news/2572092
③https://newspicks.com/news/3413573
④https://s.nikkei.com/3tlKz7Oうーん、、、盛り上がって欲しいんですが、もうサーバのホスティングができれば良いって時代じゃないので箱だけあっても仕方なくて、その上に何の仕組みを乗っけて提供できるかなんですが、データセンタ事業と言ってるし、これは本当に場所と電気だけ提供する感じなのかな?awsやgcp等大手サービスへの土地貸しみたいな感じで。
クラウドサービスが使われる理由はサービスの構築難易度を下げている事にメリットがあるのでサーバの筐体確保の問題じゃないんですよね。
例えばデータベース1つ考えても、データを更新できるサーバは一台しかなくて、その他は基本的にreplicaで primaryの更新を受け取るだけ。primaryが落ちた時は普通にサービスダウンします。
awsのRDSはprimaryが落ちた時に適切にほぼノータイムでfail orverする仕組みを提供している事に価値があるんであって、DBサーバの筐体そのものに価値があるんじゃないんですよね。
他にもインスタンスコピーなどなど様々な仕組みやサービスにメリットがあるんです。
自前で作るとなるとある程度の規模と、かなり優秀なエンジニア集団が必要で、それこそオンプレでサービスをやってる大手web企業とかじゃないと難しいんですよ。
他にもストレージの障害耐性とか基本的に自分でやるとめちゃくちゃ大変とか規模が必要というものを小口提供しているから使う必要性が出ちゃうんですよね。
awsはそれ以外に(価格的にかなり高いですが)IO性能とか筐体的な差別化も存在しますが第一義は前者の問題でしょう。
なので、箱の上に何を乗っけるか、それが受け入れられるかがめちゃくちゃ重要なんですが、そこまでやれないから場所と電気を提供しますって方向なのかなぁ。面白いところに目をつけますね。省エネデータセンターの需要はますます高くなっていきますから、温度管理やエネルギー調達まで含めた改善サイクルが回せて楽しそう。そういう各国固有の事情もあるので、Googleなどでもデータセンターの箱そのものは借り物。データセンターは地場産業。