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佐川急便が宅配特化のEV、7200台を順次置き換えへ…脱炭素の取り組み加速

読売新聞
佐川急便は13日、宅配に特化した電気自動車(EV)の試作車を発表した。来年9月から現在、使用している軽自動車7200台をEVに順次、置き換える。脱炭素に向けた取り組みを加速させる。 EVは軽自動車タイプの2人乗りで、走
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これはこれで素晴らしい取り組みですが、

個人的には、佐川はもっと、アプリへの誘導などを通じた再配達対策を重点的に行った方がいいように思います。

システムにお金や労力をかけることで、効率性が向上し、結果的に二酸化炭素の排出量も減るように思います。
ちょうどLCAを計算するためのツールを作っているので計算してみました。

この記事の場合、中国企業が製造、廃却するため、佐川急便は「走行時のCO2排出量」にのみ責任があるという前提です。

よく用いられている走行時輩出CO2の数値

ガソリン車 0.118 kg/km  EV 0.092 kg/km

に、発電源構成や、メンテナンスなど他の要素も加味して、考えると、kmあたりのCO2排出量は、日本の化石燃料発電依存率(0.65)だと以下のようになります。

ガソリン車 0.12 kg/km  EV 0.06 kg/km

これに台数(現状は27000台全てがガソリン、今回EVを7200台導入)を掛けると以下のなります。

現状: 0.12×27000=3286kg/km
導入後:0.12×19800+0.06×7200=2855kg/km(約14%低減)

欧州の発電環境の数値l,化石燃料発電依存率(0.19)を使うと、EVのCO2排出量が日本の1/3の0.02kg/kmになるので、効果も大きくなります。

現状: 0.12×27000=3286kg/km
導入後:0.12×19800+0.02×7200=2540kg/km(約23%低減)
 全車両で7万km/年間走行した場合 約3万トンのCO2排出量低減

記事中にある「約1割の削減」は妥当な数字だと検証できますね。
また、日本の化石燃料依存が高い発電環境でも一定の効果があることも確認できます。
(注:冒頭に書いたように、製造と廃棄の責任がないということであればです。日本国内で製造、廃棄するのであれば、それも加えるため、結果は大きく違ってきます)

今、作っているツールの一定の妥当性も検証できました。計算が間違っていたらご指摘ください。

※個人的な見解であり、所属する会社、組織とは全く関係ありません
“1リットルの紙パック飲料をおける収納スペース”

EVよりこっちに感心してしまいました。共同開発車ならでは。