「頭を使わなくていい本」がどんどん増えている気がする。
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「文字を通じて作者の世界にお邪魔してその世界の住人になる」かたちで「本」を楽しんでいる。
これは、小説でも自己啓発本でも、案外、当てはまる読み方かと思います。
小説なら、作者の世界観やらを感じて【妄想・想像】する楽しみがありますし、自己啓発本(の全てとは言いませんが)も、その方が、積み重ねた経験を本質化してフレームに落としたものですから、文章を読み、「ほう~自分の場合だったら、どうだろう?、、、」と、作者の追体験をするような、本質をもう一度現実に戻すような読み方をするなら、結構、気付きや発見からの活用も出来るかと。
最近はNetflixでも、倍速再生などで見るのが流行っています。本も、情報を自身に取り込むサクッと読み、情報の裏にある世界観や過去体験を、自身に染み込ませるじっくり読み、のように使い分けるのが良いかな、と思わせてくれる記事です。
注目のコメント
読むのも書くのと同じくらい頭を使えます
もくもくと読んだり、とことん写経したり
PPTにしてみたり、noteを書いてみたり
ひとの言葉なのかじぶんのかも境目がなくなってくし、言葉の並びのリズムに身を任せることもあれば、なんどもなんども同じところをグルグル回ることも
こんなに長い時間同じことを語り合える相手はいないし、こんなに真摯に緻密に伝えようとしてくれる人もいません。ほんとに本があってよかった
軽やかなものも辞書みたいな分厚いものも、読みにくいものも、どんな本があってもいい。人それぞれ昔は、頭を使いたい人が本を読んでいた。
いまは、頭を使いたくないけど、本を読む人が増えた。
文章を読めない人が増えたのではなく、文章を読むのが苦手でも文章に触れる人が増えた。
と、仮定する人もいます。ITの進化に伴う環境の変化により、現代人の集中力はわずか8秒(金魚以下!)になったとマイクロソフトのカナダの研究チームが以前に発表していましたが、この記事もそれと繋がっているなと感じます。人々を取り巻く情報量が飛躍的に増大した結果、膨大な量の情報が人を振り回し、集中力を奪っているのでしょう。
ですが、AIやマシーンに真似できない「創造的思考」こそがヒトの強みであり、それを培うには「頭を使う」ことは避けて通れないと思います。「頭を使わなくていい本」は確かに短時間でさらっと読めますが、心に刻まれるもの・しっかりと残るものがなくて、本当にそれで良いのでしょうか?易きに流されてはいけないと自戒を込めて思います。