【EVだけじゃない】電動二輪が起こすモビリティ革命
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テスラをはじめとして電気自動車(EV)の革命が注目を集めていますが、電動化がもたらすモビリティ革命は四輪だけではありません。
むしろ、技術的に成熟し、めちゃくちゃ実用化が進んでいるのが二輪の世界。
日本でも、赤い電動自転車で疾走するウーバーイーツ配達員の姿をよく見かけましたが、「世界一の電動二輪大国」中国ではなんと3億台もの電動二輪が走り回り、デリバリーや宅配などに欠かせないインフラに。そして、充電ニーズを埋め合わせる関連ビジネスも立ち上がってきました。
小型バイクが主要な交通手段となってきた東南アジアでも、電動二輪は急成長するきざしを見せるなど、世界に広がりつつあるのだとか。
その最新状況について、日中間で投資家、コンサルタントとして活躍する板谷俊輔さんにうかがいました。
テスラだけじゃない、もう一つのモビリティ革命、ぜひご確認ください。電動2輪向けのバッテリーシェアが中国で流行っている
という話ですが、個人的に様々なレイヤで学びに溢れて
いると思います
個別製品/サービスレベル
・中国以外(東南アジア等)において同モデルが普及
する可能性
業界レベル
・電動化は自動車だけではない、2輪でも急速に普及
ビジネスモデル/コンセプトレベル
・全てがデジタルネイティブな仕様でサービス設計
-スマホ/電池/貸し出しステーションがデジタル連動
・プロ向けの安定需要×サブスクリプションから展開
-多産多死のシェアリングビジネスの中での優等生
エコシステムレベル
・新興分野のインフラ整備にはベンチャーにも一翼を
担わせる産業振興のあり方
-安易に規制せず、寧ろ地方政府/国営企業が支援
(補助金+株式)
・技術・業界知見を持った連続起業家が、事業機会に
合わせて起業・新規ビジネス創出を繰り返す土壌
-本件は「一般電池×toC」→「2輪電池×toB中心」
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いつも外野からのコメントだけでしたので、本特集に
少しでもお役に立てればと思い、僭越ながらネタ提供
させて頂きました🤲
(追記)
「toB」という表現の意図としては、業務用ドライバー
(ギグワーカー)向けということで、フードデリバリー
や宅配の運営企業との契約ではありません、念のためフードデリバリーなどの配達サービスに伴って、それを輸送する電動二輪がモビリティ革命を起こす、という興味深い高口康太さんの記事です。
日本にもデリバリーが来て、配達の足としてレンタサイクルは沢山借りられてるので、国内でも既に需要はありそうです。
電動二輪が各国で成長し、日本に輸入された時に、日本の二輪メーカーの、強力なライバルになりそうで、恐ろしい。
米国では既に走ってる自動配達車と人件費のかかる電動二輪🛵普及のタイミングがどちらが早く、どちらのコストが安くなるのかが、気になるところですね。
■追記
中国国内での「電動自転車」は日本のアシスト機能付き自転車と違い、実質的に「速度の出ないスクーター」です。法令を守るために、申し訳程度にペダルも着いていますが、取り外されることも多く、こいでいる人は皆無です。