ソフトバンクによるBetter.comへの約548億円出資で住宅ローン業界の魅力が証明された
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リアルエステートテックは現在北米でお金が集まっている領域の一つです。元々リーマンショック後の住宅ローンの厳格化や硬直化を受け、ユーザーがより柔軟なサービスを望んでいましたし、コロナを受けての引っ越しや、住宅価格が下がったことによる不動産投資も盛んになっています。
一方でZillowなどの大手プレイヤーが金融サービスにもどんどん乗り出してきており、まだまだ勝ち組は不透明な状況です。Better.com含め、今後もしばらくは大きな投資ラウンドが続くのではないでしょうか。
注目のコメント
売上も組織も爆速で成長中。" Better.comは2021年の第1四半期だけで140億ドル（約1兆5300億円）のローンを提供し、現在は月に40億ドル（約4380億円）以上のローンを提供しているとのこと。ちなみに、同社が2020年の全期間で提供したローンの総額は、250億ドル（約2兆7400億円）だった。また、現在の従業員数は6000人で、2020年10月からさらに2000人増加しているという。"
Better.comの今回の調達は、コロナパンデミックが住宅ローン業界のDXを加速させた好例です。手間をなくしたい、ペーパーワークをなくしたい、オンラインで簡単に住宅ローンを組みたい。そういうニーズに合致しました。
パンデミック以前の月間収益は5000万ドル（約54億8000万円）にも満たないものだったが、今はその2.5倍になっているという。わずか1年あまりで2.5倍というのはすごい。
