“未知の天体 天の川銀河に” 東京大学など国際研究グループ
NHKニュース
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PeV(ペブ)スケールのエネルギーを温度で表すと、1 eV(エレクトロンボルト)が約1万度で、1Peta (ペタ)が10の15乗なので、1PeVは温度にして10の19乗度ということになります。比較のために、太陽の中心温度を見てみるとそれでもたかだか10の7乗度かそこらです。宇宙ではその途方もないPeVスケールのエネルギーを持つ陽子がビュンビュン飛び回っており、その超絶エネルギーを生み出す仕組み(天体ないし現象)が銀河系内にあるという証拠が発見されたというニュースです。
東京大学と中国の大学などの国際研究グループは、超高エネルギーの陽子が物質に衝突したときに放出されるガンマ線の観測を行い、光の1000兆倍に相当する観測史上最も高いエネルギーのガンマ線などを23回観測することに成功しました。その発生源は天の川銀河に沿って広く分布していることが分かったとのことです。