マイクロソフト、AI手掛けるニュアンス買収で交渉中-関係者
コメント
注目のコメント
他の方もコメントされていますが、ニュアンスは音声認識系ではトップの技術力を持っていますし、様々な音声認識系サービスの基盤技術として利用されています。
すでにMSが提供するCognitive Serviceはありますが、今回の買収が成功して多種多様な音声ソリューションが作れる技術的なプラットフォームとしてAzureが進化していくと、より音声活用の幅が広がっていくのではないでしょうか。
理論的には流入する音声データの量が増えるほど学習が進んで認識率も向上していくはずなので、利用者視点では関係すべき流れだと考えています。ニュアンス社は、音声認識AIのトッププレーヤーです。
Microsoftは、この買収でAzure事業を強化して、音声認識の領域でGoogleやAmazonに対抗できますね。
売上の6割がヘルスケアで、3割がアップルのようなエンタープライズ。トヨタなどの主要自動車メーカーにも、音声認識AIを展開していましたが、Cerence社としてスピンオフしており、売上はヘルスケア相当だったので、その扱いも気になるところ。
=参考=
売上 (2020年):$1479M
ヘルスケア:$915M
エンタープライズ:$530M
他:$34M
https://filecache.investorroom.com/mr5ir_nuance/219/download/NUAN%20%28Nuance%20Communications%20Inc.%29%20%20%2810-K%29%202020-11-19.pdf_.pdf音声認識はまだまだ面白くなると思う。音声に限らず「音」への派生も考えられる。例えば、コンビニの揚げ物をいつフライヤーから引き上げれば、一番美味しく食べれるかというのは画像認識で焦げ色を見るのは一つの手段。しかしより正確なのは、音でパチパチといった揚がる音を拾い、音でAIに判断してもらう手法。まだ発展可能性があるのは画像よりも情報量が多い音。多いが故に処理が難しい。確立できれば、お客さんの時間帯と行動に合わせて揚げ物が完成し、油の管理もできるから廃棄物の処理もより効率的になったり広がりは結構出てくる。
Siriの二番煎じという活用法ではなく、より実用的な音AIへと進んでいってほしい。また一つ気付かずにAIをしっかり活用しているという状態が増える事だろう。