シャープが液晶テレビで東芝に敗れる、16年5カ月連続トップ記録に終止符、21年3月
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これPanasonicが入っていないのはさておき。
中国系企業の買収された2社が明暗分けているのは、完全に戦略の違いなんだろうな。ヒントは液晶単価に端的にあらわれているかな。テレビのハードの多くを占める液晶などの面の部分は、結局大量仕入れ大量消費で単価戦争。そこをどう日本市場に転用できるかっていう、これからの日本国内市場におけるコモディティ商材のビジネス戦略の基本になるのではと。
>画面1インチ当たりの単価についても東芝は安い。3月、液晶テレビ全体の1580円、シャープの1600円に対し東芝は1410円。
注目のコメント
新生活需要でも小さいテレビがあまり売れなかったのが東芝がやや上回った要因の一つというのが興味深いです。シャープのAQUOSといえば20-32インチあたりのフルHDでしたが、もはや4Kテレビも安く、新興メーカーも数多く出てきており、買われ方も多様化しているんでしょう
シャープも東芝も名前は残っていても中身は外資系です。しかも、こういう競争は日本国内でしかしていません。もうちょっと目を世界に広げた方がいいかもしれません。
テレビを実際買い替えようといろいろ調べると見えてくるものがありました。
例えば、メーカーの投資は大画面に絞られている。今後は4Kそして有機ELが主流になるが、オリジナルのチップやソフトを開発しているメーカーは限られ、多くは仕入れている。
前者は、例えば32インチ以下でネットにつながる機種がほとんどないことで、
すぐ分かります。後者は販売店のプロに聞けば中身がどのメーカーのものなのかをすぐ教えてもらえます。そして、その弱点を含む特徴なども。
新興メーカーが登場する理由がよく分かります。開発が困難な部分はすべて買ってくれば作れるのです。マーケティングコストなどが軽いメーカーが価格破壊を起こせます。特徴を出しにくくなったメーカーは、ますます生き残るのが難しくなると思います。
PS. 実は特徴はたくさんあります。画面と音声がほんの少し遅延するなど、ソフトの作りが悪いメーカーとか、番組の情報をワンボタンで出せない機種とか。メーカーは訴求するのも下手ですね。ネットに少しは出ていますが、最後は信頼できるプロの販売員の存在だと、再認識しました。