【吉野彰】ノーベル賞研究者は「アップルカー」をこう予測する
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とても示唆に富んでいて、未来を描いていて面白い!
この人はEVを走る電池と考えているなー、そうすると航続距離が短くてもよくて、50万キロは壊れない耐久性重視だと。
太陽光が余ったら車に使わせて、足りなくなったら車から取ればいい。
自動運転はスマホのOSを作るような世界なので、その分野でトヨタが世界標準を作るのは難しい。
難しい帰路に立たされていると。
注目のコメント
EVの究極のコアパーツとも言えるリチウムイオン電池の発明者・吉野彰さんのインタビューをお届けします。昨今のカーボンニュートラル政策全般の正しい見方やアップルカーについて聞きました。
驚いたのは、吉野さんがイメージするアップルカーのビジネスモデルの全容です。
現状の電池性能に限界があるからこその考え方で、社会全体のソリューションの一部としてアップルカーの存在を位置づけているイメージで、たいへん興味深く、ワクワクしました(詳しくは本文をお読みください!)リチウムイオン電池に代わる革新的な電池がなくても、殴り込みをかけるための材料は十分整っていると考えているようです。
アップルはこれまで自動車を売ってこなかったし、おさらく将来においてもみずから作らないでしょう。だからこそ、描ける未来図の幅は多のだろうと、改めて感じました。
そして、無類の「ビジネス好き研究者」でもある吉野さんに最後に聞いたのは、EV戦国時代において、日本のトヨタ以外の自動車メーカーが、一体どう生き残ればいいのか。
その答えも、示唆に富んだものでした。ぜひご一読ください。自動車メーカーはスマホメーカーのようになるというお話と理解しました。その時に、サムソンになるか、クアルコムになるか、ソニ―(カメラ)や村田製作所になるか。シェアリング、自動運転が主流になれば、自動車保険の比率が高い損害保険会社も変わらないといけないでしょうし、そもそも「駐車場」なんかもよく言えば有効活用、悪く言うとダダあまり。インパクトは産業界、住宅、暮らし方などとても大きいと思いました。
自動運転車は充電と放電を繰り返してエネルギーのエコシステムに貢献する。このくだりが印象的でした。長距離を走らなくてもいい。短距離を乗りつなげば、目的地に到達できる。という発想も目から鱗。示唆にとむレポートです。