この連載について
ついにあのアップルが、自動車業界にやってきた。EVと自動運転を武器に、アップルカーは自動車業界を破壊し、新たな王者に君臨するのか。それとも、トヨタを中心とする既存メーカーが地位を守るのか。アップルとトヨタを中心に、未来の自動車ビジネスを読み解いていく。
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Apple is among the largest companies in the world, with a broad portfolio of hardware and software products targeted at consumers and businesses.
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消費者向け総合家電・メディア企業。テレビ・デジタルカメラ・スマートフォン・ゲーム機(プレイステーション)などデジタル家電、映画・テレビ番組・音楽などコンテンツ、世界トップシェアのイメージセンサーなどを手掛ける。事業ポートフォリオ再編を進め、2020年8月には上場子会社で生命保険などを手掛けるソニーフィナンシャルHDを完全子会社化。
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「やはり新参者はイマイチ」
と言われるであろうことは容易に想像できます。
それはどの分野でも同じで、音も、画も、味も、感触も、感覚的な部分があるものは、必ず古参を持ち上げて
「俺は違いが分かる」
という人たちが出てくるでしょう。
だから、車に特化して「難しい」というのは、違うような気もします。
ソニーカーの販売はないとしていますが、すでに自動運転の公道試験も始めており、本当に売らないのか、個人的にはまだ懐疑的です。来年あたりのCESで「量産することに決めた」という電撃発表があっても驚かないくらい、車に必要な機能は全て備わっています。
ソニーは過去には欧米圏でカーナビ事業なども手掛けていたし、PND(パーソナルナビゲーションデバイス)を作っていた時期もあった。自動車向けで全く門外漢だったわけではないとは思う。
また、Appleの動向についてははぐらかしているが、実際にはイメージセンサーの流れで知りうる立場にはあるのではないか。
今まで自動車は部品含めてメインではなかったなかで、作ってみて分かることがある。その経験と現在起こっている変化の両輪で、色々なオプション検討している状況が窺える。
https://newspicks.com/news/5757627
https://newspicks.com/news/5757623
自動車という概念を変えてしまうようなものが誕生するかもしれません。今の交通渋滞を解消できるストレスのないコネクティッドビークルのようなものが。
記事の中で「作ってみてわかった」とありますが、これが、やった人しか、わからないことです。
次のステップは「20年(10年でもいいですが)市場で使われた後、どうなるか見てみてわかった」という経験を得ることでしょうね。
これは、市場に出して、それだけの期間、実際に利用された後でしかわからないことで、この部分が、現状の自動車業界のみがもっている過去の宝物資産です。
※個人的な見解であり、所属する会社、組織とは全く関係ありません
参入領域をEVメインにするとしても、作り方を知っていて、実際に作れることの意義は大きい。実際、車を作らない立場である部品・システムメーカーも、Tier1になれば自動車メーカーと一緒に車作りの初期段階に関わるわけなので。また、サービス部分を厚くしていく上でも、新興企業がユーザー向けサービスに注力していくのに対して、自動車メーカー、ないし業界をサポートする位置づけのサービスを出していく、といったことができそうです。
>そうですね、うちはモノをつくるのが好きなんで。「うん、つくれるかな」みたいな、わりと軽い気持ちで始めました。
>可能性を感じてはいても、産業が変わる中で具体的にどの部分を我々が担えるのかは、わかりませんでした。
>たくさんの発見を得られることが、自前でやってみることの最大の価値なんですよね。僕が確信を持って「自動車のつくり方が変わる」と言えるのも、自分たちでやってみたからです。
>ITの技術、考え方の良い面を持ち寄って投入することで、これまでとは違うアプローチでつくれるんじゃないかと実感しています。
>車が電動化していく流れの中においては、ソニーの知見がいかせる。
SONYの知見が生きると踏んでの、車開発。
記事中の「そんなに(EV車のことが)詳しく知りたいなら、一度自分で作られてると良いですよ。よくわかりますから」
という言葉が印象的だった。
EV車を作ることで、SONYの強み・弱みが炙り出せたのが1番の収穫だろう。
部品供給メーカーを目指すのか、それともSONY車が公道を走る日は来るのか。
今後も楽しみである。
ソニーは車を作らないでしょう。
EV車の台頭により大きい参入障壁だったエンジンがなくなりましたが、安全面など、まだまた参入障壁は高いです。後発であるソニーは、車本体を直接製造しないからこそ、完成車での付加価値が必要です。残念ながら、現在のVISIONSは、完成車市場の競争を乗り越えるほどの付加価値はまだ見えません。
車には、家電よりも高い品質が求められ、製造ライン、修理センター、販売網等の構築にも莫大な資本が必要です。完成車市場は、競争も激化しているので、圧倒的な付加価値を持たずに参入するのはリスクが高いです。ソニーが得意とするセンサーや車載電装品を販売して、車載市場でシェアをあげることが現実的でしょう。VISIONSは、直接車を作ったからこそ分かる細部まで意識した車載電装品の提案に貢献できると思います。
それでもソニー車に期待する。
自動運転が実現した時、ソニーは圧倒的な存在感を出すことができます。総合エンターテイメント企業としてのコンテンツと、エレクトロニクス企業としてのテクノロジーとの融合です。センサー、映像、音響、ゲーム、映画、音楽。新しい車体験を提案できる要素は揃っています。センサーの販売等で、ソニーに車に関するナレッジが蓄積できた日、自動運転によるサービスありきの車に消費者ニーズが移った日、ソニーの強みが差別化された車体験を実現した暁には、ソニー車の誕生も夢ではない気がします。
結構、多くの人が気づいていたのでは。
一方、これからのモビリティの価値(社会や人々の暮らし様々な産業に対して)の変化と、EV、つながっていく仕組み・インフラ変化を考えると自然な方向と思います。また実際に業界構成が変わっていくにはまだ時間がかかるのでは。
(代謝速度を考えると)