この連載について
ついにあのアップルが、自動車業界にやってきた。EVと自動運転を武器に、アップルカーは自動車業界を破壊し、新たな王者に君臨するのか。それとも、トヨタを中心とする既存メーカーが地位を守るのか。アップルとトヨタを中心に、未来の自動車ビジネスを読み解いていく。
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日本最大手の自動車メーカー、世界でもトップクラス。傘下に日野・ダイハツを有し、SUBARU・マツダ・スズキとも業務資本提携。HV技術をベースにPHV、FCV、EVを展開。北米を中心にレクサスの販売も。
業種
自動車
時価総額
62.1 兆円
業績
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Apple is among the largest companies in the world, with a broad portfolio of hardware and software products targeted at consumers and businesses.
時価総額
0.00 円
業績
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もちろんハードウェア含めた安全性や信頼性、メーカーとしての持続性などは大切なことだけど、圧倒的に自由と便利さを手に入れたユーザーは、もはやそれを手放すことはできない。
テスラが先陣を切る自動車革命に、Appleがどのような彩りを加えてくれるのかが楽しみで仕方ないのと同時に、日本人としてトヨタの変革力にも期待したい。
キアラシ記者が汗をかいて突っ込んだ質問には、「キャリア上の野心は、もうありません。」ということだが、果たしてどうか。ニコニコさわやかな笑顔の裏側の本音が見えない人物である。
2020年のトヨタの新車販売を見ると、全体が953万台に対して、EVはわずか3000台あまり。前述の豊田社長の発言とも合わせて、「トヨタはマジメにEVをやるつもりがない」と、時として批判にさらされています。
中長期的に世界が「EV化・自動運転化」していく中、トヨタは現状をどう認識し、将来に向けてどのようなプランを練っているのか。
トヨタの先端研究を中心的に担うキーパーソン、ジェームス・カフナーCDOに「トヨタの主張」を聞きました。ぜひご一読ください。
https://newspicks.com/news/5757627
『実用性というのは、使う人や利用シーンによって全く異なります。だからトヨタは、HVやEV、PHVに燃料電池車(FCV)と「電動化フルラインナップ」で提供している。EVが悪いわけでもなければ、カーボン・ニュートラルという目的達成のための唯一の解決策でもない。』
あとは作れることと、誰が使っても安全だ、の違い。ここはトヨタの強みでも、一方で典型的なイノベーションのジレンマの要因、弱点にもなりうる。
ただ車という産業の性質を考えたときに、リスクが許容されにくいことは電子機器と比較すれば良い状態だと思う。
メーカーとチャレンジャーは、銀行とフィンテックの関係に似ています。歴史だけが頼りの銀行は「土管」になり、フィンテックはそれをうまく使って利便性の高いサービスを提案し続けていく。
サステイナビリティに取り組んでいるリアリスト全員が考えていることを代弁してくれているかのようなコメントです。
『ゴールはあくまで、カーボン・ニュートラルを実現すること、地球規模でのサステナビリティです。決して、EVの普及ではない。全体像を見失っては、いけません』
『繰り返しになりますが、目標はカーボン・ニュートラルであり、サステナビリティです』
トヨタとアップルが組んだらEVの覇権とれると思う。もちろん、そう簡単な話ではないけど、コンシューマーの立場からするとその組み合わせが一番ワクワクする。
トヨタはHV関連の特許を公開されても、恐らくEVシフトのトレンドを変えることはできなく、これ以上乗り遅れないように舵とってほしいですね。
ーー以下引用ーー
ゴールはあくまで、カーボン・ニュートラルを実現すること、地球規模でのサステナビリティです。決して、EVの普及ではない。全体像を見失っては、いけません。
足元の問題は、世界の電力の80%以上が非再生可能エネルギー(化石燃料など)で賄われていること。
この状態でいくらEVを増やしたところで、目的は達成できません。石炭を燃やして得たエネルギーでEVを充電して走らせても、根本は解決しない。
トヨタ創業家の厳しい目もある以上はなかなか、次の人っていうのも誰も言えませんよねえ。(NPだって、トヨタが出稿している以上、豊田社長は記事は見ているだろうし)