“感染者の3割 精神や神経の後遺症か” 英オックスフォード大
NHKニュース
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この研究の試験デザインは、後ろ向きコホート研究に傾向スコアマッチングという手法を併用し、皮膚の感染症,尿路結石、骨折、肺塞栓症といった疾患と比較しています。
▷Taquet M. 6-month neurological and psychiatric outcomes in 236 379 survivors of COVID-19: a retrospective cohort study using electronic health records. The Lancet Psychiatry 2021.
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S2215036621000845
新型コロナウイルス感染症で、精神疾患をより多く発症させるかもしれないという先行研究は多くあります。しかし検討するテーマからもランダム化比較試験は困難です。
論文でも言及されていますが、この研究デザインでは、『関連性』を示すことしかできません。
さらに機序や因果関係を評価するためには、前向きコホート研究などを要するでしょう。