処理水タンク増設へ 東電、政府方針決定後に表明
コメント
選択しているユーザー
政府が処理水を海洋放出を認めた直後に、東電がタンクの増設を決めたというのは確かに不自然です。政府と東電はコミュニケーションが取れていないのかもしれません。
処理水をどう考えるか? 集めた情報は以下の通りです。科学的、客観的なベースをもちたいと思っています。
1 処理水は、ほとんどが多核種除去設備等で浄化したあとのもので、設備では除去できないトリチウム(三重水素)が残存する。これをいずれ放出する。(https://www.tepco.co.jp/decommission/progress/watertreatment/)
2 トリチウムの半減期は12.3年。(Wikipedia *)現在は事故直後の半分強にまで放射線量が減弱している。
3 原子力施設から出るトリチウムの自然環境中への放出は日本の国内外で広く行われており、イギリスでは1998年から2002年の期間、毎年3ペタベクレル程度のトリチウムが放出されている他、カナダ、アルゼンチン、フランス、スペイン、アメリカ、ドイツ、日本でも放出されていた。(Wikipedia *)
4 体内では均等分布で、生物的半減期が短く、エネルギーも低い。こうしたことから三重水素は最も毒性の少ない放射性核種の1つと考えられ、生物影響の面からは従来比較的軽視されてきた。しかし一方で、三重水素を大量に取扱う製造の技術者が、内部被曝による致死例が2例報告されている。(Wikipedia *)
タンクを新造すれば当然にコストにつながります。いずれは放出するしかありませんが、どのタイミングが最適なのかが検討されています。
* いずれもWikipedia内に引用あり
注目のコメント
震災当時の与党だった枝野さん達がやっていた案件。
自分達がやっていた件で物理的に限界にきて、自民党が引き継いでいるだけなのだから…
枝野さんは批判だけをする前に、対案を出して何とかするべき。コスト度外視すると、規制値以下に対応し、タンカーなどでEEZギリギリなどで薄く放出すると言うのはどうだろうか?
例えば、近隣諸国が違法操業する海域近くとかで…