「命削ることになる」 高齢者医療費2割負担、審議入り
朝日新聞デジタル
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率直に言って怒りを覚えた。高齢者の窓口負担を二割に引き上げと言うけど、同時に様々な仕組みが整備されたので、実際に窓口で支払う金額は二倍ではない。この程度の負担で「不安」とか「心配」と言って「命を削」られるならば、現役世代は今の段階で死んだも同然だ。
そもそも後期高齢者医療制度は半分を公費で負担し、残りの半分のうち四割を現役世代の「支援金」で、残りの一割を高齢者の保険料で維持している。現役世代が健保組合や協会けんぽに支払った健康保険料が制度から切り離された高齢者の医療に「横流し」されたも同然だ。
少し前に年収が千二百万円の世帯の児童手当を廃止し、浮いた財源を待機児童対策に使う法案が審議入りした。子育て世代は同一世代の扶養で対応する一方で、相変わらず高齢者は現役世代の支払った健康保険料の「横流し」や将来世代に国債というツケの先送りで対応している。この程度の負担で「命を削る」と大仰に嘆くとは怒りを覚える。