卑劣な盗撮を一喝-。神奈川県警戸部署と横浜市西区防犯協会は8日、横浜駅周辺で目立つ盗撮被害の撲滅を訴えるポスターをお披露目した。
ポスターには、県警の防犯応援大使を務めるアイドルグループ「仮面女子」のメンバー・川村虹花さんを起用。川村さんが険しい表情で、スマートフォンを構える手をつかむ写真に「盗撮してんじゃねえ」とのキャッチフレーズを付けたものと、こまめに後ろを振り返って警戒するよう促すバージョンの2種類を制作した。
川村さんは「スマートフォンで何でも簡単に撮影できる時代だが、盗撮は許せない」と力を込めた。横山俊二署長は「横浜駅周辺では毎日のように盗撮被害の認知がある。撲滅に向け、ポスターを有効活用したい」と話した。
ポスターは計400枚製作し、横浜駅や管内の商業施設などに掲示する。署によると、管内では7日現在、盗撮被害の認知が前年同期比23件増の35件と高水準で推移している。