【ヒットの裏側】マーケティングデータで見るYOASOBI

“生活者データ・ドリブン”マーケティング通信
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Billboard JAPANが主催する、国内の音楽シーンの今と未来を考えていくウェビナー・シリーズ「Billboard JAPAN presents Music Insight」の第3回に、博報堂コンテンツビジネスラボの谷口由貴が登壇。

2020年に大ブレイクしたYOASOBIのプロジェクトメンバーであるソニー・ミュージックエンタテインメントの屋代陽平氏、山本秀哉氏とともに、「2020年代の音楽マーケティング」について議論しました。

※2021年4月9日の記事の再掲です
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楽曲の良さとアーティストのキャラクターが売れるかどうかの前提(ベース)であることは変わりませんが、広告宣伝やメディア露出を高めて売り上げをあげるというビジネスモデルは、コロナ禍でのリアルからデジタル市場へのシフトも含めて、大転換を遂げています。
現在の音楽市場をリードするYOASOBIというユニットが、会社の新規事業として立ち上がった経緯やユニットの構成メンバーが、楽曲作りのAyaseさんとボーカルのikuraさんの2人ではなく、音やクリエイティブの担当者、出版社とのコミュニケーションやSNS運営の担当者の4人だと聞いて、これはまさに事業そのもの、メンバーそれぞれが責任をもって「合同会社YOASOBI」を経営している感覚ですね。
音楽チャートとSNSやWikipedia検索の相関を分析したデータドリブンマーケティングや、小説、音楽、MVなどのメディアミックス展開、「プレイリストマーケティング」!?などは目から鱗。
様々なマーケティングの妙にまんまとハマっている自分がいて研究のしがいがあります(笑)
「一昨年や昨年あたりはサブスク解禁された大御所アーティストさんが多数いたんですが、初週からトップテン入りする人はほぼいない。」
これは面白いなぁ。裏側といいながら、商業音楽という意味ではまさに表側、本質だと思う。個人的には紅白出演でWikiアクセスがハネたところにツボった。やっぱり紅白ってまだまだ上の世代には大きいし、広くマーケティングする上では大事な場所なんだな、と。