フードテックはどこまで加速するのか、ロイヤルホストにみる「食のボーダレス化」
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「外食」そのものの価値が問われる時代になりましたね。
冷凍食品を食べてみても分かるように、たいていの味はテクノロジーの力で簡単に実現できるようになりました。そして、その傾向はフードテックによってますます進むでしょう。しかし、それでも人間はやはりお金を払ってご飯を食べに行くという欲求が消えることはありません。なぜか。それは、お店に「味」以外の価値を感じたいからです。
密を避けるということがスタンダードになった今、ファミレスや居酒屋など、大人数が前提の安くてそこそこ美味しいだけのお店は生き残れないでしょう。しかし、そこに「味」以外の、「おもてなし」や「楽しさ」や「驚き」といった要素を付け加えることができれば、飲食店が生き残ることは充分に可能だと思います。
しかし、密を避け、付加価値を乗せるためには、どうしても客単価を上げざるを得ず、そこそこの価格になってしまいます。今後、飲食店というのは、ある種の「贅沢」を感じるための場所になっていくのかもしれませんね。
注目のコメント
「外食」「内食」「中食」のボーダーレス化
コロナ過で加速されましたね。外食は、料理の提供と場所(空間)の提供(演出)と提供価値を分けていかないといけなくなるでしょう。フードテックで注目されるものの一つは,温度を維持して輸送を行う「コールドチェーン」です.いわば縁の下の力持ちになります.食品は世界中から輸送されるため,コールドチェーンは世界的に維持されなければならないためです.倉庫など物流会社,海運会社にとっても付加価値の高いサービスとなります.
古くからあるセントラルキッチンvs店頭調理の議論。スシローは店頭で魚を切ってるとか、ロイホは店頭調理にして復活したとか、大戸屋はセントラルキッチン化を巡ってコロワイドと対立したとか
ただ、記事にもあるように加工技術が進化すれば店頭加工によるばらつきよりも、セントラルキッチンの方の強みが拡大していくということは十分に考えられますね
一方でそれは家庭でも同じ味が再現できるというかとであり、まさに外食、中食、内食のボーダーレス化というのは大きなトレンドなんでしょう