サイゼリヤ、面積半分以下の小型店開業 都心のコンビニ「居抜き」狙う:時事ドットコム
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コストを抑えながら社会の要請のニーズに応えているため伸びそうな事業のように思います。
サイゼリヤはオペレーションが非常に練られており、かつ日々の改善がそれに活かされているため飲食業界のトヨタと言ってもよいくらいです。逆にそれができないとこういった小型店でドミナントを狙うことが難しく、サイゼリヤならではの出店方法ですね。
新しく入った方への教育のクオリティも担保されているため、ワンオペでも上手くできそうな可能性を感じます。
また、サイゼリヤは価格面で引き合いに出されることが多いですが、料理の質も評価されています。フレンチのシェフがオペレーションだけでなく料理に対しても惜しみない賛辞を送っている記事が個人的に衝撃でした。
https://president.jp/articles/-/38138?page=1
学生時代はガストよりサイゼ派でしたが、また行ってみたくなりますね。
注目のコメント
うまいなぁ。
今いろんな世代の人や社会が欲しいのは、街の中に散在するちょっとした居場所。居場所に求められるのはほしい滞在時間に見合った価格設定と、カジュアルでそこそこの居心地やそこそこ十分なフード。あくまで滞在時間と環境全体にお金を払っているわけで、それ以上のお金が必要になるようなリアルな居場所やフードは求めていない。
コメダはこの領域の4スタークラスとして都市部と田舎双方への浸透に成功しているけど、もう少し3スターより、コーヒーチェーンとコンビニのイートインの間あたりには意外に大きいマーケットがまだあると思う。昼も夜も行けるイメージがあるあたりもうまい。
街中のリモートワークの受け皿、学生のたまり場、シニア世代のたまり場など、こういう業態が新しい近隣の神社になり碁会所になり井戸端になっていくんだろうな。僕は個人的には、この業態を大手デベロッパーが持つべきだとは思っているんだけれど。サイゼリアは、コストゾーンであるキッチンを小さくすることで、客席を増やし売上を上げていました。
その名もキッチン半分戦略。
セントラルキッチンでほぼ完璧に仕上げるので、基本的に調理をしないから成せる技でした。
今回、コンビニ居抜きが可能なのも、キッチン半分戦略があるからこそです。
この新業態は成功の予感がします。良い立ち位置ですね。ファミレスとバルの間ぐらいでしょうか。スペインやイタリアで、バルの梯子を通じて、食事やコミュニケーションの用途と時間(特に隙間時間)をコントロールするように、本形態の店舗が、日本の街歩きをより便利してくれそうです。
一方で、これはサイゼリアのローコストオペレーション能力(おそらく、キッチンとホール合わせて2名体制)があってこその所業でしょうから、どこでも真似できる代物ではなさそうです。サイゼリア堀埜社長は、政府の自粛要請に強く反発して業界の声を代弁する裏で、粛々と新しい顧客のニーズ対応していますね。