東芝社長、英ファンドによる買収提案「取締役会で議論」
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遅まきながら。
驚きましたが、形式だけで言えば、上場してる以上は誰が買収を仕掛けてきても経営者は株主を選べない。経営者はより高い価格で既存株主が売却できるよう努力しないといけない。
とはいえ、東芝のこれまでの資本政策の流れからすると微妙ですね。。。社長の経歴もあいまって会社側から非公開化を仕掛けたのではという推測もあるようですが、もし本当にそうだとすると微妙。
その時々での判断だったのでしょうけど、何か流れが悪いですね。
外為法で買収が阻止さるのかもどうなんでしょう。資本主義である以上、外為法での買収阻止は抑制的であるべきでしょうし、欧米の資本からの買収まで本当に阻止するのか。相当客観的でしっかりした理由が必要そうです。
注目のコメント
資本政策はやり直しが効かない。巻き戻しができない。
と言われていますが、まさにこういうことです。
債務超過を解消するためとはいえ、増資するときに株主を選ばないと自社の意に沿わない振る舞いをされても対抗する手段がありません。もっとも、上場すれば誰が株主になるか会社が選ぶことはできないわけですが。
ただ、資本市場でこのような緊張感のある攻防が行われること自体は日本企業の成長を促すためには良いと思っています。
もっとも、東芝の事業内容からして外資に渡すことは外為法審査を通らないのではないでしょうか。車谷社長がCVCにいただけに、株主対策かと思うが、あれほど、銀行や役所に、お世話になって上場維持しただけに、難しいだろう、改正外為法もある。また、MBOとなっても、上場と非上場で、どちらが、ガバナンスが効いて、改革が進むか疑問だ、解体されて、バラバラに売られるだけの気もする。
車谷改革は、島田さんなど、いいメンバーも来たが、この1年は、動きが遅い印象だし、成長戦略も国策頼みの印象。取締役会にはこんなことで時間を浪費して欲しくない。はやく決めましょう。
PS
この問題は基本的にキオクシア株換金後の投資戦略につきます。
資産(とりわけ現金等)の有効活用ができていない、期待されない企業は同じ道をたどるので、対岸の火事では済まされないと思います。