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米2月の求人件数、約2年ぶり高水準 採用も増加=雇用動態調査

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    拓殖大学商学部国際ビジネス学科 教授

    米国の雇用と住宅に関するマクロ統計は,アジア・北米間のコンテナ輸送を見る上でも先行指標として重視されています.アジア・北米間の航路の主要貨物は住宅関連で用いられる家具や家財道具,ウォルマートなどで売られる雑貨,アパレル,白物家電です.雇用が増加して消費が増えること,住宅販売の増加に伴って家具・家財道具の販売量が増えることは荷動き増加の大きな要因となります.


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    (株)TOASU特別研究員(経済評論家・コンサルタント)

    米国の失業率は昨年3月の4.4%に対し直近は6.0%、失業者数は同じく718万人に対し971万人、労働参加率は62.3%に対し61.5%ですから昨春の状況には遠く及びませんが、雇用市場の動向を表す非農業部門雇用者数は1月4万9千人、2月47万9千人、3月91万6千人と急回復しています。そうしたことを併せて眺めると「潜在的な労働力の供給余力に比べると、現在の労働需要の水準はなお低い」、「労働市場の改善は続いているが、連邦準備理事会(FRB)が完全雇用が回復されたと見なす条件には程遠い」というのはその通りかと感じます。(・_・)フムフム


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    第一生命経済研究所 首席エコノミスト

    完全雇用にはまだほど遠いですが、あれだけの大規模な金融財政政策に加えて、ワクチン接種率もかなり早いですから、世界的に見れば米国経済の回復はかなり早い方だと思います。


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