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復旧に向けての現実論を、報道からキャパと時間軸で考えたい。

ルネサス愛媛(西条工場)のキャパは、多分同社2番目の規模。2019年記事(①)ではルネサス全体で200mm換算で月産26万枚、うち、火災あった那珂300mmラインが5.5万枚(2割強)、200mmが4万枚弱(約15%)。いつ時点での資料か分からないが②によると、西条は4.2万枚(同約15%)。
③は火災直後の記者会見で『生産品の内、約3分の2が技術的には自社工場およびファウンドリでの代替生産が可能』とある。多分西条からファンドリーシフトできるものをして、ファンドリー生産できないが西条で作れるものを那珂→西条シフトする。ただ半導体需給ひっ迫で、ファンドリー活用しても出荷は減る。

時間軸について『那珂工場の出荷数量が火災前の水準に回復するには100日前後かかる見通し』とあるが、半導体は製造開始~完成まで数か月かかり、また調整のためにいきなりフル生産しないと思う。1カ月で復旧できても、震災復旧の時間軸から考えると出荷数量で通常に戻るのは半年くらいか(④)。そして今回は震災より復旧が難しいと同社は発言(⑤)。
那珂の仕掛ウエハの3/4は使用可能(⑥)とあったが、ウエハサイズが違うので愛媛では使えない(そもそも他の工場にウエハ持っていく前提もないだろう…)。まずは那珂早期復旧で仕掛ウエハを出す(仕掛中でリードタイム短い、ただ復旧ペース次第)。その後西条で作り始めたものでカバー、半年後くらいに那珂出荷量が通常に、みたいなジグソーパズルだと思う。

https://www.sangyo-times.jp/article.aspx?ID=3138
https://www.semiconportal.com/archive/blog/insiders/izumiya/img/8inchlines.pdf
https://newspicks.com/news/5704150
https://newspicks.com/news/5702840
https://newspicks.com/news/5727698
https://newspicks.com/news/5724718

<追記>もりちゃんさん、ありがとうございます。たしかにプロセスノードの違いもありますね…(初歩的なところ抜けてたorz)<追記終>
村田製作所の中島社長は、
コロナかの就任時、
会社としてレジリエンスの確保を仰り、
一社で複数の生産能力に言及されていましたが、
半導体関係などは、平時でも緊急対応を想定していることが常態となっていくでしょうか
NECエレクトロニクスとして発足、2010年にルネサステクノロジと合併し商号変更。産業革新機構の支援を受けて再建中。MCU、アナログ、PMIC、パワー半導体等の各種半導体を研究、設計、開発、製造、販売。自動車、産業、ブロードベースド分野に集中。2017年にアナログ半導体メーカー米Intersilを買収。
時価総額
4.98 兆円

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