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グリーンウォッシュ(あたかも環境に配慮しているかのように見せかける表示)が、日本でもようやく認知されるようになってきましたね。

欧州ではかなり前からある議論で、例えば国や広告業界団体が基準やガイドラインを設けたり、グリーンウォッシュと判断された表示が国の規制当局から罰金を課されたり、自主規制団体から修正を求められたりする例も普通にあります。
日本はそのへんユルユルでしたので、率直にいって、似非エコに溢れてます。(何を似非と定義するか、も難しいですが)

ただ、ここからは想像ですけど、企業も意図的に騙そうとしたというよりは、環境問題に対する知識が不十分だったり、過剰なアピール欲が先走ってしまったりで、「悪気はない」場合も多かったのでは思います。

今後はそれを許さない市場を作っていかねばなりませんが、その役割を消費者だけに求めるのは限界あるでしょう。
そこでアパレルに期待したいのは、自主的に本質的な環境商品のマーケットをつくり、そこからエセを排除していくこと。グリーンウォッシュの認識が日本でもようやく高まりつつあるので、これをチャンスとして、環境ファッション市場を確立してほしいです。
ファッション業界に限らずですが、ライフサイクルを含めた総合的な視点でコーディネートする必要があるものの、各関係者が分断しており議論が進まないということが、製品の環境性を考えるうえでの障壁となっています。日本は個々で素晴らしい技術があっても、トータルで考えるのが苦手な印象です。

例えば、プラスチック繊維を忌避してコットンを使うとしても、そのコットンの生産方法が環境に優しいとは言い切れない。オーガニック生産であればよいのかというと、農家一軒当たりの産出効率が低い傾向にあるので条件によっては多くの水を必要とする場合があり、水リスクの高いエリアで栽培すると大きな被害となる場合がある。また、オーガニックと通常栽培のものが混紡されているが、あたかも100%オーガニックコットンであるかのような表示がされていることがある。合成繊維との混紡もあり、この場合は繊維リサイクルが非常に困難となる。こういったことを把握したうえで、総合的に製品デザインに活かす必要があります。これがとても難しいのですが。

記事中では、「生産・製品化段階」「流通・販売段階」を最適化させることが示されていますが、それだけではなく「回収・リサイクル・廃棄」も含める必要があります。循環型の、サプライチェーンの最適化が、次世代の製造・小売業者の鍵になると思います。

また、使い捨てない製品への移行の必要性はその通りだと思います。最近は「シーズンレス」という言葉がファッション業界で多く見受けられるようになったり、ユニクロを率いる柳井正氏が衣服のライフサイクルの長期化に触れていたりして、ごく初期段階ではありますが、そういった波が見え始めています。
https://newspicks.com/news/5585594?ref=user_1549708
「石油化学材料を否定して自然材料を使えば伐採や乱獲で自然を破壊しかねないし、動物愛護を謳ってエコファーを使えば石油化学材料の使用が拡大してしまう。排ガスを放出する内燃機関を否定してEVなど電気動力にシフトすれば、その電気を作るため火力発電や原子力発電が増えかねない。」

もう、まったくその通りで、こういった「こちらを立てるとあちらが立たない」現象は、エコ関連の商品でも他の商品でも広く見られます。グローバル経済の中、私たちの生活は便利になりましたが、サプライチェーンが複雑化して、どういうつながりで商品が製造されて手元に届くのかが見えにくくなったうえに、消費者の嗜好もどんどん細分化し、市場で起こる刺激(例えば新商品が出たとか値段が変わったなど)に対する反応も様々で、予測が難しく、一体どんな政策やマーケットをデザインしていくのが環境に良いのかを決定するのが大変難しい。

結局、できるだけ消費しないのが環境には優しいのかと思いますが、そうすると消費することで回っている経済が成長しなくなってしまう。というわけで、私たちの経済の在り方から変えていかないといけないのかな、と思います。
SDGsのターゲットもよくよく読むと「あちらを立てればこちらが立たず」がかなりあります。EVシフトと電力需要の関係はまさにその代表例ですね。消費期限を伸ばして食品ロスを減らすために食品の包装材に高機密性や高密着性などの機能を付け加えると、どうしても石油由来のプラスチック利用になってしまう、というのも一例です。

製造・販売する側も消費する側も、バリューチェーン全体俯瞰した上で「エコ商品」を作り、消費するようになることが理想ですが、「あちらを立てればこちらが立たず」が多い中、現状日本では各企業や消費者個人が「エコ度」の判断基準をどう持つかが問われます。それは企業も消費者も製造や流通、廃棄のプロセスにおいてエコじゃない部分があることをどこまで許容して商品を生産するか、購入・消費するかということとと同義かなと思います。とは言え、判断基準が乱立するのも考えものなので、欧州のようにガイドラインを作るのも一案だと思います。
一気に変わるということはないだろうが、お客様の意識もどんどん本物のエコ商品とは何かを考え初めているし、ベンチャー、D2Cブランドもこの動きが当たり前になってきている。

うちは大丈夫と想っている企業こそ、改めて足元を見直してみてもらいたい。
この記事の問題提起は重要な示唆を含んでいると思います。

それは、
 ①「日本人は(分かりやすい)ラベル/ブランドに踊らされがち」
 ②エコな商品を本当に見抜くのは大変
 ③地球環境問題は一人ひとりが考え続ける必要がある問い
だと思います。

二酸化炭素排出の元凶として扱われることの多い車のEV(電気自動車)化の例は、走行時のエコだけで比較するか、製造工程から廃棄後処理までの全サプライチェーンの総エネルギー消費で比較するかで見える景色が変わります。


政府のレジ袋の施策の是非などは置いといて、環境問題など大きな社会課題は「正しい施策」や「最優先事項」があるようでない問題です。

そして、こういう白黒付けにくい問題の議論に日本の教育システムが適用出来ていなかったりします。
その結果、成熟した議論が行われず、分かりやすい「エコ商品」のようなラベルに皆が(盲目的に)向かったり、ポピュリスト政治家が「レジ袋」を取り上げて注目を浴びる、といった社会構造が出来ているように感じます。


上記③に書いたように、たしかな答えがない問題に対して、我々は(答えを焦らずに)考え続けることがもっと必要なんだと思います。
むかしむかし、グリーンマークというものがありまして、再生紙を使った商品に付いているグリーンマークを集めて団体に送ると苗木やノートがもらえたものでした。
森林伐採から地球を守るというコンセプトだったようです。
その、贈られた苗木が杉だったとは思いませんが、同じようなコンセプトで植樹された大量の杉が花粉症の原因となり、プラスチックを減らすために紙をもっと使おう、となるなんて当時誰が想像したでしょうか。
今議論になってるプラスチックも、数十年後には他の悪玉が現れて「もっとプラスチックを使おう」なんてことになるんじゃないかしら、と邪推してしまいます。
エコ商品より、エコなライフスタイルに関心が向いています。
私の家では、家具は長く使えるものを買っています。ソファが一番長くて、張り替えて35年使っています。本棚と机は20年。

そんな中、どうしても使い勝手が悪いキッチンをリフォームしたいと思い、業者から見積もりを取っていますが、リフォームをするタイミングは早くて来年だけれど、いくら掛かるかレベル感を知りたいとお願いしたら、キッチンは毎年商品をリニューアルするので、来年になるとない商品も出て来ます…とのこと。

キッチンユニットを毎年そこまで変える必要があるのだろうか?と考えさせられました。
もちろん、使い勝手を改良するのはわかりますが…
じつは、これ安いキッチンユニットほど頻繁に変わります。
大理石を使った高い商品は話しは別。

大量生産大量消費なライフスタイルは、やはりエコではないのだと考えます。

日本は、家自体がエコでないですし。→地震の関係はありますが
イギリスみたいに築200年は普通なのは、やはりエコだと感じます。
ストローを紙にすれば、紙を輸入する為に、船を使う。船を使えば二酸化炭素がでる。紙にすればエコ、自然に還る原料だったらエコなのかといえば、作らないという選択肢もあって良いと思う。便利を求め過ぎた結果、なくて良いもので世の中は溢れていると思う。
逆にグリーンウォッシュではないエコ商品を探す方が難しそう。

エコやグリーンにもCO2削減やそれ以外と色々あるが、「CO2削減の為の再エネ」というものは、逆効果の事が多い。同じ額投資するなら省エネの方が効果は大きい分野は多い。もちろん、再エネにはエネルギー自給率の向上など、他の価値もあるので、CO2削減だけで評価すべきではないのだが。

ページ遷移部分のタイトルが「トヨタの深謀遠慮」となってて吹いたw

てか、エコの話をして最後にトヨタを持ち上げるとは。

トヨタ(だけではないが)多様なエコカーをたくさん出している様に見えて、結局利益の源泉は燃費悪いSUVだったりするのは周知の事実。