日銀、中銀デジタル通貨の実証実験を開始 日立を業務委託先に
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pick数が物語っていますが、市井の人々の関心は決して高いとは言えず、実験の域を出ないまま、という局面が続くと思います。給与デジタル払い然りですが、そもそも必要性を感じている人が少ないと思われる中で、ムード先行という感が否めません。CBDCとは事情が異なるとはいえ、リブラをあれだけ盛大に持ち上げて、(ここで称賛していた人々も含め・・・)一斉に人々が飽きたことについて学ぶことは少なくないと思います。
注目のコメント
民間から構成される「デジタル通貨フォーラム」でも、中央銀行によるデジタル通貨分野での実証実験などの取り組みを歓迎しています。
経済社会を効率化していく上では、取引慣行なども含めた社会全体として、デジタルと整合的なエコシステムを作っていく必要があります。紙やハンコや膨大なバックオフィス事務を残したまま、ペイメントの部分だけをデジタル化したところで、効果は限定的になってしまいます。
いずれの中央銀行も、決済における中央銀行の役割はアンカーとしての部分であり、「ビジネスニーズに応える」「新しい取引に対応していく」などのイノベーションについては、民間が主たる役割を担うとの考え方を述べています。デジタル通貨フォーラムとしては、民間による検討と中央銀行の検討がプラスの相乗効果を起こしながら、経済社会全体のDXに結び付いていくことを願っています。共にがんばりましょう!人民元に押される形で中央銀行通貨の電子化検討が始まりましたね。この実験の肝は、電子化そのものよりも中央銀行という仕組みそのものが問われている点に注目しています。フェリックス マーティンの21世紀の貨幣論で論じられていたようなことが現実に起こり始めると面白いと思います。