0点は厳しすぎ?小1「とめ、はね、はらい」で× 文科省の見解は(西日本新聞)
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目的に立ち返って判断したいところです。
とめ・はね・はらいを覚えることが目的なら、この評価基準自体は妥当だと言えます。ただ、文章中の漢字をある程度正しく書くことができればいいのであれば、ここまで厳しくする必要はないでしょう。点数と関係なく、フィードバックはした方が良いと思いますが。
ただ、単元を超えた目的として、漢字や国語を好きになること、学ぶことへの効力感の育成などがあることを関係者の方は忘れてはいませんかね?
こういった指導で、国語・漢字が嫌いになり二度と興味関心が戻ってこなくなる「学びからの逃走」を生み出し続けたのが、これまでの教育です。
子どもたちの育成を考えた時に、こういった「なんかおかしくない?」という指導については立ち止まって考えた方がいいです。教科・単元の評価という手段に引っ張られて、もっと大事な目的達成を阻害していることはしばしばあるはずです。極端な事例であってほしい。
2016年2月29日 文化庁 文化審議会国語分科会 で出された"常用漢字表の字体・字形に関する指針(報告)(案)" を根拠に厳しすぎると批判されている。
https://www.bunka.go.jp/seisaku/bunkashingikai/kokugo/kokugo/kokugo_60/index.html
議事録より抜粋
・書かれた文字を見たときに,その字が持っているべき骨組みが認められる場合には,細かな部分の形が違うからといって,それを誤っていると考える必要はない
・この指針(案)の考え方は,今回初めて示されるというものではございません。実は,戦後すぐ,昭和 24 年に「当用漢字字体表」が現在の漢字の字体を定めたときから,一貫して示されてきている考え方であります
・とめ,はね,はらいは大切にすべきではないか,これまで,そのように指導してきた先生方がお困りになるのではないかというものであります。ここで,誤解があるとするならばそれを解いておきたいのですが,この指針は,とめ,はね,はらいはどうでもいい,今まで先生方がなさってきた指導を大きく変えてほしいといったようなことを言っているわけではございません。漢字を美しく,整えて書くことが望ましいということ自体を否定しているのではありません。
・美しいか,整っているかというのは大切な観点ではありますけれども,その字が正しいか誤りかということとは別の問題であるということをこの指針(案)ではうたっております。
https://www.bunka.go.jp/seisaku/bunkashingikai/kokugo/hokoku/pdf/92550601_01.pdf
「漢字を正しく書きなさい」ならばこれに倣うべき。「美しく書きなさい」は書の道であろう。小学校のテストってすごくかんたんで、褒めて伸ばす方式になってると思います。なので、気をつけてねって言っておけばいいんじゃないかなと言うのが個人的な感想です。
0点はちょっといじめっぽいです。
これは国語なのでまだ一理ありって感じですが、僕の小学校にはもっと変な人いました。
選択肢問題で「丸はきちんと閉じてないと中学校からは不正解になりますよ」って不正解にしていた教員がいましたが、人生で彼以外にそんな人間を見たことがありません。
勿論、不正解にされたこともそれ以来ありません。