視界不良下の経営(下) 事業多角化のあり方 再考を
日本経済新聞
1Picks
コメント
選択しているユーザー
面白い記事。去年、ウォーレン・バフェット氏が総合商社株を購入したのを思い出しました。株価チェックしたら全部上がってました。
当時はなぜ買ったのか色々憶測されていたけど、上がるって分かってて買ったんだなってこの記事を見て思いました。さすがです。
>多角化には最適値があるというのが現時点での経営学の通説だ(図参照)。
>このロジック自体は常識的で不変だが、実は問題はもう少し複雑だ。より最近の2016年までの実証研究を活用したメタ分析の結果によれば、逆U字型のピークは点でなく高原状であり、比較的広く非関連型多角化の領域にまで伸びているという(図参照)。
>だが独EBS経済法科大学のモニカ・ショマー氏らの19年の論文によれば、この圧力の中でもなお非関連型多角化を維持している企業は、それを経営する能力をもつ企業であり、実際に高い業績を達成しているという。つまり企業がもつ固有の能力次第で最適多角化度は異なる
>1人の経営者・管理者が直接管理できる部下(事業)の数は4~8人(個)程度といわれる。それ以上になると判断ミスが生じる。