ジャック・マーらに続き拼多多創業者も引退 中国ECの覇権争いは新時代へ突入(一)
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注目のコメント
---CTO(最高技術責任者)だった陳磊氏が黄崢氏から拼多多CEOの座を引き継いだのは昨年7月のことだった。そこから半年余りで董事長へと昇格した同氏は黄崢氏と同様に目立つことを好まず、CEOに就任するまで2人が13年にわたる創業パートナーだということはほとんど知られていなかった。---
まあこういう流れはスタートアップが大企業化する過程においてよくある事ではある。が、それが一社ではなくて
---アリババ創業者のジャック・マー氏(56歳)、京東創業者の劉強東氏(48歳)に次いで41歳の黄崢氏も引退することとなり、中国三大ECの創業者がそろって一線を退いたことになる。---
となると話は別で、やはりかの国ならではの不気味な想像を駆り立てられざるを得ない。それが具体的にどういうメカニズムによるかが決して外から見えないのがまた、かの国ならでは。明らかに目立ちすぎることが共産党からの不興をかって災いが降りかかることを恐れての決断。これはジャブのように中国のスタートアップ業界にのしかかってくると思う。
アリババ創業者のジャック・マー氏(56歳)、京東創業者の劉強東氏(48歳)に次いで41歳の黄崢氏も引退することとなり、中国三大ECの創業者がそろって一線を退いたことになる。アリババ創業者のジャック・マー氏(56歳)、京東創業者の劉強東氏(48歳)に次いで41歳の黄崢氏も引退することとなり、中国三大ECの創業者がそろって一線を退いたことになる。
その後継者である陳磊氏(拼多多CEO)、蒋凡氏(アリババ傘下ECモール「天猫(Tmall)」「淘宝(タオバオ)」総裁)、徐雷氏(京東小売部門CEO)が率いる三大ECの勢力図は今後10年でどう変化していくのだろうか。