公訴時効2日前、木村花さん侮辱容疑の男を書類送検…「他の誹謗中傷見て自分も投稿」
コメント
選択しているユーザー
注目のコメント
表現の自由との兼ね合いもあり、警察はこれまで誹謗中傷の立件には慎重でした。特に「侮辱」罪での立件は、反論されるとその立証に手間がかかると考えて避けていたように思います。侮辱ではなく脅迫や偽計業務妨害や威力業務妨害の適用となると、これはこれで立件のハードルが上がり、結果として野放しにされていました。しかし、現状を鑑みる時、そんなことは言ってられません。逮捕をせず、書類送検であっても、おそらく家宅捜索をしてスマホやパソコンを押収し、取調室に呼んで調書にするという手続きを経ることになります。この教育効果、抑止効果はとても大きいはずです。亡くなった花さんは帰ってきませんが、同じ悲劇を繰り返さないためにも、積極的な捜査をすべきと考えます。
"台本のある"「リアリティ番組」というコンテンツに、そもそもの問題は無かっただろうか。
悪女の役を演じた女優がしばしばバッシングを受ける事はあるが、それでも精神負担はすごいものだ。しかしながら、それは「"私ではない"役」を演じている事で回避できることもあると思う。
例えば、今月末に公開される、
「“12歳女子”に群がる成人男性、2458名…「SNS-少女たちの10日間-」」
(https://natalie.mu/eiga/news/417308)
という映画では、大人女性が12歳の女性に成りすまして成人男性の反応を見るというものだが、「12歳の自分ではない役」を演じている女優は「自分ではない役」なのに、それでも精神的に相当に追い詰められたのだという。
では、「"自分"の役」を台本通りに演じた木村花さんはどうか。
木村花さんをSNSで侮辱した事もまた問題だろうけれども、それ以前に、このような"台本のある"「リアリティ番組」というコンテンツに問題が無かったのだろうか。