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SaaS市場とセールスフォース、オラクル、SAPなど--主要クラウド動向2021年版(3)

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  • パートナーサクセス株式会社 シニアマネージャー

    Gartnerの予測によると
    2021年にはSaaSの市場は1210億$(約13兆円)
    まで成長するよう

    投資資金もSaaSに傾倒していることもあり
    より競争が激しくなることが予測されるが
    利用者にとっては固定費になる
    かつ、ツールの数が増えれば業務が煩雑になり
    むしろオペレーションコストは高くなる

    そのため当然、より包括的な機能を網羅していることが
    サービス提供の価値になると考えられるため
    提供側はプラットフォーム戦略を取りたくなるから
    API連携を中心としたアライアンスや買収が加速し
    経済の規模を働かせる資金力が競争源泉になりやすくなる

    利活用の側面からは
    数多くのSaaSやITツール活用は
    局所的な自動化に(RPA、AI-OCRとか特に)留まっていたり
    データ入力やレポーティング、別のツールへのファイル連携など
    結局はアナログな作業を必要としているケースが多く
    本当の意味でのシームレスな自動化は出来ていないのが現実

    そのため、
    多様多種な機能連携を展開しつつ
    AI/機械学習を活用した自動化が重要な戦略になるので
    当然ここへの投資が加速する

    「データから解釈された重要な選択肢を提供する第二の経営の脳として
     経営者の意思決定能力を最大化させる」
    ということが
    SaaS事業者やBtoBITプラットフォーマー達の共通のミッションになる

    これが
    今既に目に見える起こっていることで
    IDやデータに対する共有と独占のバランスをどう戦略に落とし込んで
    圧倒的な競争優位を創出するかが
    もう一歩踏み込んだ論点というとこでしょうか
    #新しい働き方 #働き方改革 #IT #DX


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