みずほ、日立に負担要求検討 外貨建て送金のトラブルで
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注目のコメント
明らかに日立のミスで系交代ができなかったという事なら瑕疵担保責任というのもわかりますが、現時点で公開されてる情報では何とも。
ただ、機材が故障するのは当たり前だし、受け入れテストの時に切り替わる事確認してるはずで、それで良しとしたんですよね?って話と、これって故障後の再起動とかで時間かかって処理が間に合わなかったって話みたいですが、万が一の場合にそんなに長時間サービスダウンするような仕組みにしておくという感覚がちょっとわからなくて。
大問題になるとか売上の毀損とか考えると高いコスト払って対策しておくのが本来の姿だと思うのですが。
この高いコストというのは他社に一過性の開発費を積んで丸投げしてやった気になるという事じゃなくて、運用しやすい仕組みを考え、開発は運用ありきで開発して、何があってもちゃんと自分たちでコントロールできるように強いエンジニアチームを抱えて彼らに高い給料を払うべきだって話です。
他の記事でも書いた事ありますが、システムを納品する人は納品がゴール。受注した段階で売上金額が決まるので、顧客クレームが無い状況で最短開発工数なる早納品が最優先。言い方悪いですが、顧客不満が出ない程度に手を抜くのが最善手。
みずほのようにシステムを運用して利益を出していく人は長期運用して使い倒すのがゴール。トラブルがお客に影響しない事、そもそもトラブルにならない事が最優先。他にもお客にとって使いやすい事、自分たちにとって日々の運用が楽である事、機能追加やサービス変化に柔軟である事など。
目指してる地点も向かってる方向も違うのにベンダーに丸投げしてそれで安心できる感覚自体が何かおかしくないですか?決して他社になすりつけようとしているわけではないでしょう。よく記事を読んでください。当社内でどのような判断があったのか、詳細の発表を聞いてみないとわかりませんね。
【4/5 19:23追記】
外為については、日立の明らかなミスですね。日立からも謝罪リリース出ております。
https://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2021/04/0405a.pdf
ベンダーに押し付けたとか宣う方々、たらればと憶測でコメントするのはいかがなものかと存じます。
【4/6 18:14追記】
呼ばれた気がしたので、再度コメントします。
https://www.mizuho-fg.co.jp/release/pdf/20210405_2release_jp_1.pdf
本資料(特にP.14,15あたり)をご覧ください。
以下抜粋↓
統合ファイル授受基盤を稼働させているサーバ及びディスク装置は、日立製作所(以下ベンダー)が保有するものであり、 その維持・メンテナンスを含め、みずほ銀行にサービスとして提供されているもの。ベンダーによる故障した通信制御装置の交換およびサーバ再起動に約7時間を要し、その間、統合ファイル授受基盤が作動せず。夜間の日付切替・バッチ処理等、その後のオペレーション工程に遅れが発生。だったら為替の差分で利益が出ていた場合はその利益を日立製作所に還元するの?
障害時の業務フローの構築が甘かったのであり、これはみずほの責任。
他社に責任をなすりつけようとするなんて、言語道断だと思いますね。
ITをバカにしているとしか思えません。
だからシステムを丸投げしていたり、社内情シスを下に見るカルチャーになっているんだと思います。
これは日本の古い大企業に共通する大問題ですね。
だから日本から世界レベルのITが育たないどころか、おっさん連中はITリテラシーに疎い人がうじゃうじゃいる。そしてこうした恥ずかしい事件が日常茶飯事になっている。