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【読書】18歳記者が読み比べた「ポスト資本主義」名著5冊 

NewsPicks編集部
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  • NewsPicks 編集部

    この企画案が生まれた時、これほど自分の内側につけこんでくるようなテーマだとは思ってもいませんでした。
    資本主義について学ぶことは、まるで自身の価値観の出自を知るようなものでした。そして、自身がどれほど不本意な価値観に毒されているかを知り、苦しく感じることも少なくなかったです。
    ですが、その資本主義的な価値観を「不本意」であると思えるのは、より良い社会を望み、自分を一役買いたいという意志も自分の中に負けじと存在している証拠でしょう。
    私は、このような富への憧れと社会貢献への責任感に挟まれた「葛藤」こそこの世代のリアルであると思っています。
    そして、この記事執筆を通して、その葛藤に打ち勝ち、新たなものさしで人生を選択していく自体に社会的意義があるのではないか、と考えるようになりました。
    もちろん、その葛藤は簡単に消えるものではないでしょう。ですが、人生を大きな仮説検証だと捉え、不確実性を歓迎しながら、信じる道を歩んでいこうと思います。
    18歳の未熟者の自分語りが、皆さんにとって少しでも何か考えるきっかけになれば幸いです。


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    デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社 パートナー / 京都大学経営管理大学院客員准教授

    この辺りの本、私も読みました。
    思い返すと、2012年にマイケル・サンデル教授の白熱教室がブームのようになり、何となくその頃から資本主義の世界においても、「正しさとは?」という問いかけがなされ出した気がします。

    ただ、その頃はまだ資本主義を前提とした枠組みの中での議論だったようにも思いますが、それから約10年が経ち、最近では資本主義そのものの在り方、持続性が問われています。

    土の時代から風の時代、なんて言われていますが、200年続いた物質中心の時代からの変化が今、というタイミングなのでしょうか。
    人の価値観の変化を、今回のコロナが更に加速させた感覚もあります。

    資本主義の中心ともいえる、米国の大手企業200社ほどのCEOが参画する経営者団体であるビジネスラウンドテーブルが、1997年から続く「株主第一主義」を、2019年に「顧客・従業員・サプライヤー・地域社会そして株主という全てのステークホルダーの利益を考慮した経営にコミットする」という声明を出した事も大きな出来事だったと思います。


    私がここ数年考えているのは、テクノロジーが進展し物事の判断が自動化されていく中で、もう一度哲学や倫理学(リベラルアーツ的な)が重視されるようになるのではないか、という事です。

    人間として何を大切にし、何を判断軸とするのか、という点ですね。
    それに正解は無いので、個人、各社の意思、哲学がより求められるという事です。
    不確実な世界において、自社が意思を持って未来をこう捉え、未来をこうしていきたい、だから私たちはこういう事業を展開するのだ、という点が、これまで以上に重視されてくると思いますし、それが出来ない企業は生き残れないと思っています。


  • NewsPicks編集長

    NewsPicksの特徴の1つは、スタッフが多様性に富むことです。本特集の企画アイデアが出た時も、「やりたい」と手を挙げてくれた記者の1人はインターンとして参加する高校3年生(当時)でした。Z世代の1人として、富への憧れと社会貢献への責任感に挟まれた「葛藤」があるからこそ、「資本主義の次」を探りたい、と。そこで、その山田記者に、ポスト資本主義本を読み込んでもらい、5冊に厳選。子どもの頃から多様性に富んだ考え方を持ち、社会問題への関心が高い世代を代表して、5冊の本を解釈してもらいました。
    話題の本のハイライトをおさらいすると同時に、今後、組織や社会の主役となる世代の意識が伺える内容になっています。


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