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私立大学の文系学部でも数学の受験は課すべきだと,私は思っています.数学Iを出すだけでもだいぶ違うと考えます.大学生で最も多いのはが私立大学の文系学部の学生であることを考えれば,若い人の数学力(プログラミングやデータサイエンスやAIだって基礎になります)を向上させるためにも,重要な課題のはずです.

一方で,大学経営の問題を考えると「数学の問題を出す!」と思いきれる大学は多くないでしょう.早稲田だから踏み切れた,という側面はあるはずで,全体的に見れば典型的な囚人のジレンマです.

こういうところは文科省が通達を出すべきところかと思っています.
早稲田政経の受験者数が減るのは、共通テストの数1Aを必須とする時点で大学側もある程度織り込み済みでしょう。
そもそも、経済学を学ぶのに必須となる数学受験なしで経済学部に入学できるほかの大学がおかしいと思います。
経済学の、それも最先端の理論を学ぼうとすれば、少なくとも解析学や代数学、統計学の基礎の素養を身につけておく必要があります。
これまで数学を受験科目にしなかった大学もさることながら、経済学部で数学が必要になることを進路指導できていない高校側にも問題があるように思います。高校は大学に送り込んで終わりですが、学生は大学に入ってからがスタートです。
「早稲田愛」に満ち溢れた受験生は、政経学部だけでなく、法学部、商学部、文学部など他学部を受験していきます。

そうなると、政経学部だけ数学が必要となると敬遠するでしょう。

数学必修となると、東大や一橋の滑り止めにちょうど良くなります。

私も数学で受験して、試験時間の半分で満点を取りました。
経済を学ぶのに数学の基礎は必須だと思います。
附属校だったので、文系でしたが当時の数Ⅲまで必修でした。仕事の選択肢を持つ上でも数学の基礎は学んでいて損はないと思います。
経済学を勉強するためには、数学は不可欠。
数学を入試科目で必須に変えて受験者が減るのはしょうがない。
それも必須になったのは、数学1・Aだけ(!)。
「早大で最も難易度が高い看板学部の政治経済学部だ。学部別の志願者は、前年度より約30%減少した。前年度までは個別試験で外国語と国語が必須、日本史・世界史か数学を選択する、いわゆる私立文系型の3教科入試だったが、今年度は、大学入学共通テストの外国語、国語、数学1・A、選択の4科目と学部の独自試験の併用方式に変わった。」
志願者の増減は、隔年現象(倍率がついた翌年は避けられやすい)もあるので単年度で見てもトレンドは分かりませんが、今回の新入試に合わせて入試改革を行った私立大学については、志願者の増減ではなく、これまでの高大接続を見直し変えていこうという意志が汲み取れるものが多いように思います。

しかし一方で国立大学の入試は、どう変わったのでしょうか?今回の共通テストに変わったことによる国立大学の動きについての記事は、どの程度あったでしょうか。私の知る限りで募集要項のこれまでの「センター試験」の表記が「共通テスト」に変わっただけで、教科も配点も変わっていない事例があります。

今回の入試改革は迷走しましたし、その責任は文科省かもしれませんが、現場側に変えていこうという意志がなければ、いくら旗を振っても世界は変わらないでしょう。その点についてメディアも踏み込んでいただきたいです。
立教経営出身ですが、経営学部はBLP(ビジネスリーダーシッププログラム)という必修のビジネスコンテスト型授業プログラムがあり、4年間を通じて経済・経営に必要な知識のインプットとビジコンによるアウトプットを交互に繰り返しています。

また他学部もGLPという、学部間で上記と同様の取り組みを行う機会があり学部生の満足度は高いと思います。

入試改革だけではなく、学部内の授業改革をしていかないと比較検討が容易になったいまの学生たちからは選ばれなくなっていくと思います。
私立大学にとって受験してもらうことは受験料などを考えても大学経営上重要な点ですが、合格入学者のレベルを下げない線との綱引きになることから、立教大学の独自の英語試験の廃止と受験日選択肢拡大は、そのあたりのバランスを崩さないように見せる意味で、非常に丁度良い入試改革で成功したと評価できるのではないでしょうか。
実行は難しいのでしょうが、経済学を学ぶために数学が必要であれば、大学教育の中で、数学ができなければ単位取得が困難なようにすればいいのでしょう。卒業できないとなれば学修するでしょうが、卒業させてしまう日本の大学教育に問題があるように思います。