テンセント出資のオンライン医療「微医(WeDoctor)」が香港でIPO申請 時価総額1兆6000億円超の見込み
コメント
注目のコメント
まだまだ伸びる市場だと思われます。中国に限らず、シンガポール、マレーシア等でもコロナ禍のなかでオンライン医療サービスのスタートアップが急成長したり、政府ゃ大手保険会社の公式パートナーとしてサービスを提供するようになっています。グレートイースタンの医療保険を利用していますが、アプリから遠隔医療相談のコーナーにすぐ飛べるようになっており、Doctor Anywhereが連携しています。
インドネシアやフィリピンのような群島国家でもポテンシャルは大きいと思われます。WeDoctorは2010年にAI専門家、廖傑遠(Jerry Liao Jieyuan)によって設立されました。
同社の野望は「ヘルスケアのアマゾン」になることです。
かつては病院の予約を支援をしていた小規模なスタートアップですが、現在は評価額1兆6000億円超の企業に成長しました。
フォローアップ面談や薬の処方をオンラインで行ったり、医者が配属されたリアル世界のクリニックを運営したりしています。
同社はAIを強化してデータを解析し、子宮頸がんなどの病気の検出に役立てています。
また、アマゾンEchoに似た家庭用スピーカーも4000元(約6万7000円)で販売しており、健康状態を管理するウェアラブルなデバイスにつなぐことができ、医師とのホットラインの役割も果たしています。微医の強さは、事業スピードの早さ。
新型コロナの感染拡大に対して、微医グループは武漢市封鎖のわずか2時間後にリアルタイム型の支援プラットフォームを立ち上げ、中国全土のユーザーに無料でオンライン相談サービスを提供した。
中国けら学ぶべきは、テクノロジーや法規制などではなく、事業スピードの早さです。