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【最新】夜空の知られざる「爆発現象」の正体

NewsPicks編集部
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    忠北大学 天文宇宙科学科 教授

    距離を測って数密度(≒バースト数/距離の3乗)を見積もって、既知の天体の数密度(数密度ヒストリー)と比較して、未知の天体現象の起源を調べる。まさに現代天文学の最先端の手法の一つである。宇宙の加速膨張に対するアプローチも天文学でよく知られた天体の距離測定法を逆手にとって応用したものだ。この研究の第一著者である橋本さんの解説も丁寧で分かりやすい。

    単発型の高速電波バーストの起源が白色矮星でリピート型がマグネターの数密度ヒストリーと一致するという研究成果は非常に興味深い。一般に、インパクトのある研究成果はそのシンプルさから単純なものから複雑なものまで多くの新たな疑問を生む。今回のケースでいえば、単発型がなぜ白色矮星で起こりリピート型がなぜマグネターで起こるのか?そもそもバーストを起こす物理機構は何なのか?物理機構が同じだとしたら天体で異なるのは何故なのか?などなどである。

    こうした疑問は自分が知らないだけ(その研究分野の専門家は知っている)ということが多いが、実は世界中の研究者で誰もまだ知らない解けていないという場合もある。そういう疑問の中のいくつかは重要な研究テーマになったりするのである。そうやって疑問を見つけ仮説を立てて検証するプロセスを繰り返して科学は進歩してゆく。特に、高速電波バーストは(自分が研究に取り組むかどうかは別として)新しくホットな研究分野なので今後も注目していきたい。なお、興味のある方は過去にピックした高速電波バーストに関するニュース記事も合わせて参考にしていただきたい。

    https://newspicks.com/news/1414455
    https://newspicks.com/news/1426949
    https://newspicks.com/news/1985386
    https://newspicks.com/news/1904056
    https://newspicks.com/news/4012359
    https://newspicks.com/news/3587247
    https://newspicks.com/news/1805497
    https://newspicks.com/news/4990293
    https://newspicks.com/news/3586030


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    NASA Jet Propulsion Laboratory 技術者・作家

    へーーー、高速電波バースト、知りませんでした。めちゃくちゃ面白い!!!!プロピッカーとしてではなく一読者として勉強になりました、良記事ありがとうございます!


  • NewsPicks 編集委員 / 科学ジャーナリスト

    今回の「ディープな科学」のテーマは、現代天文学の最前線「高速電波バースト」に関する最新の研究成果です。

    主要著者であり、台湾を拠点に研究する橋本哲也博士に寄稿していただきました。

    新たなアイデアでこれまで謎だった高速電波バーストの正体が明らかに…。後半では、この天体現象の意外な「使い道」も紹介しています。

    実は学生時代、宇宙物理をやっていたこともあり、この手のテーマは大好きです。宇宙に関する研究はやっぱりロマンがあるなあと、ワクワクしつつ編集しました。

    2021年11月27日追記:記事後半で、高速電波バーストを用いた相対性理論の検証について紹介されています。「10の-17乗(小数点の後に0が16回続く)というとてつもなく高い精度で相対性理論が正しい事が明らかになった」とあるのですが、さらに精度を高めることに成功し、検証結果をまとめた論文が掲載に至ったそうです。橋本博士から連絡をいただき、その旨、記事本文に追記しました。


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